パースはオーストラリアの西海岸最大の都市です。
自然が多く、日本人が少なく、都市としての魅力の高い都市です。
こちらのページでは、パースの情報をご紹介するとともに、留学しやすい都市なのか5段階で評価しています。
パース(Perth)はオーストラリアの西オーストラリア州の州都で、西オーストラリア最大の都市です。
オーストラリアの都市の多くが東側に集まっているなか、パースだけ西側にあることから、「世界一孤立した街」などという異名を持ちます。
ただし、オーストラリア都市別人口数順位は、シドニー、メルボルン、ブリスベンに次ぐ第4位で150万人になります。
正式名称 | Perth(パース) |
---|---|
州名 | 西オーストラリア州) |
広さ | 5,386km² |
年間気温 | 夏(11~4月):平均25~30℃前後 冬(5~10月):平均18~20℃前後 |
日本との時差 | -1時間 ※パースはサマータイムなし |
日本からのエア時間 | 成田〜直行便の場合:10時間程度 |
航空券代目安 | 5~7万円程度(片道) |
ワーホリ・留学渡航者向けに、パースを5段階評価するとこのようになります。
パースは「自然が取り残されたオージースタイル都市」です。
シドニーやメルボルン、ブリスベンなどの都市はグローバルな近代的な都市になっている一方、パースは留学生の数も、各国から進出している企業数も少なくなっています。
そのため、留学生やワーホリ渡航者で「日本人が多くなくて、オーストラリアローカル環境にどっぷり浸れる生活がしたい」という方には、おすすめできる都市がパースです。
オーストラリア独特な生活スタイルが根強く残っている西オーストラリアでの生活は、東海岸の都市とは少し異なります。
パースの起源は、1826年にイギリス軍が西オーストラリア南海岸キング・ジョージ・サウンド(現在のアルバニー)に基地を建てたのが始まりです。
その数年後からイギリスから自由移民の入植地としてパースが建設されました。
イギリス人が安い労働力と豊富な資源を求めてパースをどんどん開拓していき、ヨーロッパからの移民も爆発的に増加し、現在までオーストラリア第4位の都市にまで成長しています。
現在パース南の都市では、イギリス人比率が人口の20%を超えているなど、パースはイギリスからの移民が非常に多く、イギリス文化も根付いた都市となっています。
英国のエコノミスト誌で「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」が発表した「世界で最も住みやすい都市ランキング」として、パースは第7位を獲得しています。
一度だけでなく、これまでパースは住みやすい都市として5年連続でトップ10入りしている魅力的な都市です。
この調査は5つの項目(医療/文化/環境/教育/インフラ)で評価されています。
ちなみに、メルボルンは、第1位を7年連続で受賞していたことがあります。
パースの日本人比率は少なく、英語を学ぶには最適な都市といえます。
実際は、日本人が全然いない訳ではないですが、パースは日本の面積の20倍に筆頭する広さを持つので、他の州ほど日本人を見かけることがありません。
オーストラリアの州名 | 日本人の人口 | 参考リンク |
---|---|---|
New South Wales ・シドニー |
25,304人 | >> オーストラリア統計局 2021年 NSW |
Queensland ・ゴールドコースト ・ブリスベン ・サンシャインコースト ・ケアンズ |
22,662人 | >> オーストラリア統計局 2021年 QLD |
Victoria ・メルボルン |
15949人 | >> オーストラリア統計局 2021年 VIC |
Western Australia ・パース |
7,579人 | >> オーストラリア統計局 2021年 WA |
South Australia ・アデレード |
2,851人 | >> オーストラリア統計局 2021年 SA |
パースの語学学校に通っていても、他の都市と比べると同じクラスに日本人は少ないことが多いです。
逆に、気候や都市の穏やかさが後押しして、ヨーロッパや南米からの留学生が非常に大部分を占めています。
語学学校のアクティビティーなどをきっかけに多国籍のお友達が作れることも「パース」で留学するメリットですよ!
⚫︎パースはオーストラリアの中で日本人が少ない都市!日本人比率やおすすめの方を紹介
パースシティー中心地から海岸沿い近くにかけて10を超える語学学校があります。
学費が安い学校や、パースの中でも日本人が少ない学校などいろいろな特徴があります。
こちらのページで、パースの語学学校について紹介しているので、合わせてご覧ください。
⚫︎パースの語学学校まとめ!安い・おすすめ・日本人の少ない学校をそれぞれ紹介!
語学学校も沢山の選択肢があるから安心して留学生活が送れますよ!
日本からパース留学し、現地で生活をするに当たって必要な留学費用を一覧でまとめてみました。
項目 | 費用相場の目安 |
---|---|
1.入学金 | 200〜265ドル |
2.授業料 | 350ドル/週 |
3.教材費 | 10ドル/週 |
4.航空券 | 80,000円/片道 |
5.ビザ | 学生ビザ:715ドル ワーキングホリデービザ:640ドル ※2023年7月1日〜 |
6.海外保険料 | 20〜28万円/年間 ※日本の保険会社の場合 |
7.空港送迎費 | 140〜200ドル |
8.家賃 | 150ドル〜400ドル/週 |
9.食費 | 300〜400ドル/週 |
10.交通費 | 45ドル/週 |
11.ケータイ通信費 | 30〜50ドル/週 |
12.娯楽費・雑費 | 200〜300ドル/月 |
選択する学校やどういう生活をするかで費用感は大きく異なるので、あくまでも参考値としてご覧ください。
詳細な留学費用はこちらのページでまとめているので、ご覧ください。
イギリス人が多いパースに留学すると、ブリティッシュ・イングリッシュに触れる絶好の機会です。
語学学校の先生も授業ではKing’s English(イギリス英語)を教えてくれるので、アメリカやカナダでは学べないブリティッシュ英語を習得できますよ。
日本人である我々が小学生から学校でも学んできたアメリカ英語でなく、イギリス英語は少し慣れなかったりはします。
発音の面では、日本人はアメリカ英語の「R」などの発音が難しいとされていますが、ブリティッシュ英語の方が日本人が発音しやすいですよ。
日本でのバタバタした日常からパースでのオーストラリアならではのスローライフにいきなり変わると、なかなか慣れない方も多いようです。
レストランやショップも21:00くらいには閉店するので日本の感覚で生活していると少し不便さを感じることも多々あります。
パースへの観光客は、自然×アクティビティーが大きな目的になっています。
西オーストラリア初で世界遺産にも登録されたシャークベイもパースの有名な観光地ですね!
このように、パースは、オーストラリアの自然を満喫できますよ!
さらに、このような観光地がパースにはあります。
大迫力の海底トンネル!!西オーストラリア最大の海遊館はデートスポット&観光スポットです。
パースシティーから200kmくらい北上した所に位置しているナンバン国立公園(Nambung National Park)の中にあるピナクルズ (The Pinnacles)というエリアです。
奇妙な景色が砂漠に広がっています。なかなか簡単にはアクセスできないのでオーストラリア一周旅行などをされる方は是非寄り道してみよう!
ワーホリ渡航先として人気なシドニー、メルボルン、ゴールドコーストなどの東海岸各都市には沢山の日本人が滞在しています。
その環境を避け西海岸へ挑戦するあなたは、東海岸渡航者とは全く異なるオーストラリア・ライフを送れることは間違いありません!
パースへ最初から渡航するあなたはかなりの冒険者で英語を勉強したい方であれば賢者と言えるでしょう!
パース留学についてより詳しく知りたい方は、一度お問い合わせしてみてください。
オーストラリア留学ネットは、カウンセラーの留学経験だけではなく、ビザの申請や管理、オーストラリアの国/教育方針のなどの留学専門的な知識を持つ事によってより良いサービスを提供する事ができますよ。
オーストラリア留学を検討している方で、留学エージェント選びに悩んでいる方はこちらのページも参考にしてみてください。
プロ目線のエージェントの選び方についてご紹介しています。
留学やワーキングホリデー、海外旅行(観光)での大きな必須条件として挙がるのが「治安が良い」という条件ではないでしょうか?日本は世界でも特別な非常に治安が良い国です。夜中の12時に女性一人で繁華街を歩ける国なんて他にはありません。
オーストラリアは世界的に見れば非常に治安が良く、生活しやすい都市、安全な都市です。
パースの治安で局部的なことを挙げるとすれば、パース駅の北部に位置する「ノースブリッジ」が昼間は人通りが少なく、繁華街なのでバーやクラブが集まっている。特に週末は酔っぱらい同士の喧嘩などの事件も多く、留学生はあまり近づかないようにすることが無難です。
パースは乾燥した暑い夏と穏やかな冬の気候です。冬に湿度が上がり、土砂降りの雨や雷を伴う雷雨などになることも多々あり、冬の気候が過ごしにくいと言われます。冬は最低気温8度くらいまで下がります。しかし湿度が高いので、日本の冬のように寒くて湿度が低くて乾燥している気候の真逆になり、涼しく(寒く)湿度が高い気候になっています。
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