パース(Perth)は西オーストラリア州の州都でオーストラリア大陸の西海外最大の都市になります。オーストラリアの各都市が東海岸に集中している中、パースは西海岸に位置するため「世界一孤立した街」などという異名を持ちます。
孤立した都市とまで言われているパースですが、オーストラリア都市別人口数順位はシドニー、メルボルン、ブリスベンに次ぐ第4位で150万人になります。西オーストラリア州の人口は250万人を超える大規模の州都がパースです。
パースの魅力は何かというと、「自然が取り残されたオージースタイル都市」です。シドニーやメルボルン、ブリスベンなどが非常にグローバルな近代的な都市になっている傍ら、パースは留学生の数も、各国から進出している企業数も少なくなっています。留学生やワーホリ渡航者が求めている「日本人が多くなくて、オーストラリアローカル環境にどっぷり浸れる生活がしたい」という目的を完璧に達成させてくれる都市がパースです。
オーストラリア独特な生活スタイルが根強く残っている西オーストラリアでの生活は東海岸の都市とは少し異なるようです。そもそも、パースからシドニーやブリスベンまでの距離より、パースからインドネシアの首都ジャカルタまでの方が近いです。
1826年にイギリス軍が西オーストラリア南海岸キング・ジョージ・サウンド(現在のアルバニー)に基地を建てたのが始まりです。その数年後からイギリスから自由移民の入植地としてパースが建設されました。イギリス人が安い労働力と豊富な資源を求めてパースをどんどん開拓していき、ヨーロッパからの移民も爆発的に増加し、現在までオーストラリア第4位の都市にまで成長しました。
現在ではパースの南の都市ではイギリス生まれのイギリス人比率が人口の20%を超えているなど、パースにはイギリスからの移民が非常に多い都市になっています。
英国のエコノミスト誌で「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」が発表した「世界で最も住みやすい都市ランキング」として、パースは第7位を獲得しています。(2017年)これまでパースは住みやすい都市として5年連続でトップ10入りしています。
この調査は5つの項目(医療/文化/環境/教育/インフラ)で評価されて、栄光の第1位は7年連続でメルボルンが受賞しています。
あまり日本人が進んで行くような都市ではないという事で他都市と比べると日本人が少ないというのは事実でしょう。語学学校に通っていても同じクラスにいる日本人の数は少なくなるのは必然的です。
気候や都市の穏やかさが後押しして、ヨーロッパや南米からの留学生が非常に大部分を占め、語学学校のアクティビティーなどをきっかけに多国籍のお友達が作れることも「パース」で留学するメリットです。
パースシティー中心地から海岸沿い近くにかけて10を超える語学学校があります。パースの語学学校一覧
語学学校も沢山の選択肢があるから安心して留学生活が送れます。
イギリス人が多いパースなので、ブリティッシュ・イングリッシュに触れる絶好の機会であることは間違いありません。語学学校の先生も授業ではKing’s English(イギリス英語)を教えてくれるのでアメリカやカナダでは学べないブリティッシュ英語を習得できます。
日本人である我々が小学生から学校でも学んできたアメリカ英語でなく、イギリス英語は少し慣れなかったりはしますが発音の面だとアメリカ英語の「R」などの発音の難しさより、ブリティッシュ英語の方が日本人が発音しやすいと英語上級者は気に入っていたりします。
日本でのバタバタした日常からパースでのオーストラリアならではのスローライフにいきなり変わると、なかなか慣れない方も多いようです。レストランやショップも21:00くらいには閉店するので日本の感覚で生活していると少し不便さを感じることも多々あります。
パースへの観光客は、自然×アクティビティーが大きな目的になっているみたいです。スワン・リバー(Swan River)でセイリングしたり、ロットネスト島でサーフィンやダイビングなどのマリンスポーツを楽しんだり、西オーストラリア初で世界遺産にも登録されたシャーク・ベイで300種を超える魚や哺乳類を楽しんだり、オーストラリアの自然を満喫できる都市になっています。
大迫力の海底トンネル!!西オーストラリア最大の海遊館はデートスポット&観光スポットです。
パースシティーから200kmくらい北上した所に位置しているナンバン国立公園(Nambung National Park)の中にあるピナクルズ (The Pinnacles)というエリアです。
奇妙な景色が砂漠に広がっています。なかなか簡単にはアクセスできないのでオーストラリア一周旅行などをされる方は是非寄り道してみよう!
ワーホリ渡航先として人気なシドニー、メルボルン、ゴールドコーストなどの東海岸各都市には沢山の日本人が滞在しています。その環境を避け西海岸へ挑戦するあなたは、東海岸渡航者とは全く異なるオーストラリア・ライフを送れることは間違いありません!
パースへ最初から渡航するあなたはかなりの冒険者で英語を勉強したい方であれば賢者と言えるでしょう!
留学やワーキングホリデー、海外旅行(観光)での大きな必須条件として挙がるのが「治安が良い」という条件ではないでしょうか?日本は世界でも特別な非常に治安が良い国です。夜中の12時に女性一人で繁華街を歩ける国なんて他にはありません。
オーストラリアは世界的に見れば非常に治安が良く、生活しやすい都市、安全な都市です。
パースの治安で局部的なことを挙げるとすれば、パース駅の北部に位置する「ノースブリッジ」が昼間は人通りが少なく、繁華街なのでバーやクラブが集まっている。特に週末は酔っぱらい同士の喧嘩などの事件も多く、留学生はあまり近づかないようにすることが無難です。
パースは乾燥した暑い夏と穏やかな冬の気候です。冬に湿度が上がり、土砂降りの雨や雷を伴う雷雨などになることも多々あり、冬の気候が過ごしにくいと言われます。冬は最低気温8度くらいまで下がります。しかし湿度が高いので、日本の冬のように寒くて湿度が低くて乾燥している気候の真逆になり、涼しく(寒く)湿度が高い気候になっています。
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