英語の必要性を真剣に考え
「まだ20代のうちに留学しときたい・・」
「人生の転機にする為に英語を習得する!」
と考える方が増えてきているのではないでしょうか?
英語留学先の一つとしてオーストラリア留学は人気の渡航先のひとつです。
オーストラリアは英語ネイティブ(英語が母国語)の国で、年間60万人もの留学生が世界中からオーストラリアに英語留学しています。
2000年までは、オーストラリアへの留学者数は年間10万人〜15万人くらいしかおらず、アメリカ留学がメジャーでしたが、近年オーストラリアへのワーホリ・留学が注目されたり、留学中に働きやすい環境であるオーストラリアが注目されてきました。
「あなたはどの国を1番はじめに留学先として思い浮かべますか?」
アメリカのロサンゼルスでの留学も憧れだったり、英語の本場といえばイギリス。
イギリスでのアカデミックで高品質留学を検討したり、オーストラリアの温暖な環境での質の高い長期留学を検討したり、のんびりカナダへ!と留学先は正直迷います。
英語ネイティブ国のアメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダから、留学渡航者はどのように留学先を決定しているのでしょうか?
そして、なぜ急にオーストラリア留学が注目され、留学渡航先の人気国になったのでしょうか?
英語がネイティブの留学先は以下の4つが主だって挙げられます。
ここからは各国の特徴やメリット・デメリットなど合わせて見ていきましょう!
オーストラリアと言えば、1年を通して温暖な気候でOZ(オージー)の緩いライフスタイルが印象的な英語ネイティブ国です。
歴史的背景からオーストラリアはイギリス英語がベースとなっていますが、オーストラリア特有のアクセントや独特なセンテンスが沢山あります。
シドニーやメルボルン等のオーストラリアを代表する大都市には、年間30万人以上の留学生が滞在して語学留学に励んでいます。
またオーストラリアはワーキングホリデーNo.1の人気渡航先であり、働き先(アルバイト)が見つかりやすく比較的時給も高い環境となっているので、留学生が現地生活コストを抑えて長期留学できる環境として近年更に人気が高まってきています。
イギリスと言えば、英語の本場「ブリティッシュ・イングリッシュ」ですね。
イギリス留学を希望している方やイギリス留学経験者からは質の高い英語コースを受ける為にイギリスへの留学を決意された!
という方や音楽やファッションなどの文化に憧れてイギリス留学される方が多いのも事実です。
イギリス留学の特徴の一つとして英語コースが全て認定制度になっているため、学校、先生の質の高さが挙げられます。
British Council(ブリティッシュ・カウンシル)とEnglish UKという組織が語学学校の品質を厳しい基準で審査、管理しています。
テクノロジー、アート、音楽、映画など様々な分野で世界トップのアメリカ合衆国。
常に世界をリードしている大国で英語習得、憧れの文化や町並みでの生活、アメリカンドリームに憧れてアメリカ留学をされる方が多いです。
アメリカのカルチャーが日本人の生活、生活スタイルに非常に大きな影響を与えてきたため、その発信源であるアメリカでの語学留学に憧れを持ってご渡航される方も多いのが実状です。
我々日本人はアメリカ英語のアクセントに慣れ親しんでいる為、ブリティッシュ英語よりも勉強に入りやすい、聞きやすい!という日本人が多いのも事実です。
正直、アメリカ・イギリス・オーストラリア留学より人気が劣るカナダ留学ですが、バンクーバーやトロントの住みやすい環境での長期留学は人気の選択肢で、標準的な英語アクセントで日本人留学生にとっては英語学びやすい環境になっています。
アメリカやオーストラリアに比べて物価が少し安い傾向もあり、生活費が少し安く抑えられる点でも留学生にとって有り難いポイントになります。
オーストラリア | イギリス | アメリカ | カナダ | |
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1ヶ月の学費 | 8~12万円/月 | 10~24万円/月 | 10~15万円/月 | 8~16万円/月 |
3ヶ月の学費 | 24~30万円 | 30~72万円 | 30~45万円 | 24~48万円/月 |
12ヶ月の学費 | 90~120万円 | 120~280万円 | 120~180万円 | 90~180万円/月 |
家賃/月 | 5~10万円/月 | 7~10万円/月 | 8~10万円/月 | 5~10万円/月 |
生活費/月 | 5万円程度/月 | 5万円程度/月 | 5万円程度/月 | 5万円程度/月 |
航空券(片道) | 3~8万円 | 7~15万円 | 7~15万円 | 7~15万円 |
合計:(1年間の留学費用) | 180万円~ | 300万円~ | 280万円~ | 220万円~ |
1年間の留学費用を簡単に比較してみました。学費が安いオーストラリアとカナダ。
航空券代などはやはり日本からの距離に比例して高くなるのでオーストラリアが安くなります。
ジェットスターやエアアジアなどの格安航空会社(LCC)も運航しているのでオーストラリアへの片道航空券は2万円代から取得できる季節もあります。
オーストラリア | イギリス | アメリカ | カナダ | |
---|---|---|---|---|
過ごしやすさ | ◎ | △ | ◎ | △ |
理由 | 年間を通じて温暖な気候 | 天気が年間を通じて悪い | 西海岸は人気で温暖な気候 | 冬が寒すぎる |
年間を通して過ごしやすい留学先として人気なのは、アメリカとオーストラリア。
アメリカだとハワイや西海岸のロサンゼルスなどの都市が人気。
オーストラリアはケアンズやゴールドコーストなどのビーチが綺麗なリゾート地と、シドニーやメルボルンなどの大都市も住みやすい都市ランキングで毎年首位に君臨している為、留学先として非常に人気になっている。
オーストラリア | イギリス | アメリカ | カナダ | |
---|---|---|---|---|
稼ぎやすさ | ◎ | △ | ◯ | ◯ |
就業しやすさ | ◎ | △ | ◯ | ◯ |
最低賃金 | 時給18.29豪ドル | 時給9.75ポンド | 時給7.25ドル | 時給10.85ドル |
最低賃金(¥換算) | 時給1,554円(85円/豪ドル) | 時給1,452円(149円/ポンド) | 時給797円(110円/ドル) | 時給911円(84円/ドル) |
オーストラリアでは、留学生・ワーホリ渡航者はカフェやレストランなどの飲食関係であれば非常に簡単に就業することができます。(日本食レストランの場合)しかし、英語環境(ローカルジョブ)での就業を希望される方は中級以上の英語能力、高いコミュニケーション能力が必要になります。
オーストラリア | イギリス | アメリカ | カナダ | |
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語学学校の品質 | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
学習環境 | 自分次第 | 自分次第 | 自分次第 | 自分次第 |
国際色の豊かさ | ◎ | ◯ | ◎ | △ |
語学学校の品質については、語学学校の品質を保つ第三者機関のあるオーストラリア、イギリスが◎で、質の低い語学学校は淘汰されていく仕組みが出来ているのが重要なポイントです。
学習環境についてはご自身がどのような環境に身を置くかによって大きく異なってきますので自分次第となっております。
もちろん日本人ばかりではなく英語しか使えない環境に自ら身を置いている方は前者の環境に身を置いている方よりも英語力の伸び率は高くなります。
また、オーストラリアは移民の国であるため、様々な国籍の留学生が語学学校で学習しています。
オーストラリア | イギリス | アメリカ | カナダ | |
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日本人留学者数/年 | 9,472人(2016年度) | 3,811人(2016年度) | 20,159人(2016年度) | 8,875人(2016年度) |
2016年のデータによると、日本人の留学生が多い国は上からアメリカ、オーストラリア、カナダとなります。
日本人の多い留学先でも英語環境に自ら身を置くことができますので、日本人の少ない環境を求める場合は、日本人比率の低い語学学校を選択すると良いでしょう。
近年、短期英語留学先として人気急上昇中のフィリピン。
人件費の安いフィリピンだから実現できるマンツーマンの授業スタイルは短期集中で英語力を伸ばす事ができる。フィリピン留学は「短期英語合宿」として日本人学生だけでなく社会人の渡航も年々増加している。
フィリピンより安い授業料でマンツーマンレッスンが受けられる太平洋に浮かぶ島「フィジー」。
オーストラリアやニュージランドに近いこともあり、オーストラリアにワーキングホリデーに行く前にフィジー留学をする方も多い。
ただ、フィジーの語学学校の質や発音なども質が劣るため、英語初級レベルの方にはオススメするが中級以上のレベルの方だと先生の英語レベルを超えてしまう場合もあるので要注意。
近年留学先の選択肢として人気上昇してきた香港。
1997年までイギリス領だった影響でブリティッシュ英語が第二言語。
金融、ビジネス、生活環境に英語が必須な日本から一番近い国際金融都市。英語だけでなく中国語(北京語・広東語)を学べる機会も香港留学のメリットではないでしょうか?
この記事では各国の留学特徴をまとめまてきましたが、オーストラリアを留学先として選ぶ理由として下記のようなポイントで左右されているかと思います。
上記のような理由でオーストラリアを留学先として選ぶ決め手となっていることが分かります。
詳しくは以下の記事をご参考ください。
留学先の選定については適切な判断のもと自分にあった国や都市を選ぶことが重要なポイントです。
まだ留学国/都市を決めかねている方も一度留学カウンセラーへご相談ください。
上記のように、留学生一人一人英語を習得する理由は異なります。
ご自身にマッチした最適な留学先や学校、コースを選択し、充実した留学生活を送りましょう。