ワーキングホリデーをした後に考えなければならない重要事項がその後の「就職活動」です。学生の方で帰国時期が就職活動の時期よりも早い場合には特にきにする必要はありませんが、帰国後すぐに就職活動を行う場合や、社会人の方は帰国後の就職活動について真剣に考えておく必要があります。
昨今ワーキングホリデー経験者を経験者として優遇して扱ってくれる会社は多くありません。ワーキングホリデーの経験を生かした仕事をするには、ホテル会社や旅行会社など、翻訳会社や海外に支店を展開しているような会社が当てはまってくるかと思います。
ワーキングホリデー中に経験したことが生かされる仕事をすることによって、自身の就職活動の幅を広げることができます。
ワーキングホリデー中どのようなことを経験したかをしっかりアピールできるかどうかに就職活動の成否は関わってきます。ただワーキングホリデーに行ってきただけでは、やはり就職活動でのアピールは少し弱くなってしまうため、何をするのかが重要になってきます。
英語力については話せるようになることはもちろん大事ですが、就職活動においては履歴書への記載など目に見える形で証明することが重要であると考えられています。
TOEIC/TOEFL/IELTSのスコア対策のコースも語学学校には用意されているので、これを利用して英語力とスコア両方の向上を目指すのも効率的で良いでしょう。
外資系企業などを狙う場合であれば中途半端なスコアではあまり役に立たないことも多いので、レベルとしては、TOEIC750点以上、またはビジネス英会話ができる、くらいのレベルまで到達するという目標を達成すればアピールできるようになってきます。
専門的な資格やスキルを身につけることによって他の就職活動中の人としっかりと差をつけることができます。
オーストラリアの語学学校では、カフェで働くための英語を学びバリスタ講習を受けることができるバリスタコース、小学校英語指導者の資格を取得できるJ-SHINEコースなど、他にもダイビングのライセンスやアロマセラピーなど様々な資格を取得できる語学学校に通うことによって、就職活動で自信を持ってアピールすることができ、就職活動を有利に進めていくことができます。
ワーキングホリデー中で身につけたスキルや現地企業で働いてそのまま就職するというケースもございます。
ワーキングホリデー中のアルバイトや仕事での努力やビジネス英語、高い英語スキルが必要になってきます。語学学校でビジネス英語など高い英語力が身につくコースを受講すれば、現地での就職活動も視野に入ってきます。
ワーキングホリデーで経験できることは日本ではとても経験することができない貴重な経験です。
文化の違う人に囲まれ、語学力をあげつつ、海外で1人生活するということは、自分が思っている以上に成長するものです。
渡航前にしっかり自分の目標を定め、海外で経験したこと、海外でしか経験できないことをアピールすることによってその他の就職希望者と差をつけることができます。
ワーキングホリデーの期間は1年とされているので、帰国時期は翌年の求人件数が増える時期に帰国するのがオススメです。
職種によって求人を出す時期は異なりますが、一般的に求人の多い時期としては、2月、6月、9月に求人件数が増える傾向があります。さらに専門的な知識やスキルがある場合はそれに関連する職業の求人が増える時期を確認して出発時期を決めましょう。現在学生の方は年度の始まるタイミングで休学してワーキングホリデーに出発し、帰国後就職活動を開始する、という方が多いです。
しかし、昨今では採用方法が多様化されてきており、通年採用を行う会社も増えてきていますので、自分の望む時期にワーキングホリデーを開始するというのでも問題はないと思います。