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オーストラリアの専門学校オーストラリア長期留学資格&コース

クッカリー(調理師)留学からオーストラリア永住権を狙う方法

オーストラリアでクッカリー(調理師)留学をご検討中の方の中には、調理師で永住権申請が可能なのか不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、調理師資格を取得することで可能になるビザの種類や条件、さらに永住権取得までの具体的なステップについて詳しく解説します。

オーストラリアで調理師としてのキャリアを築き、長期滞在を実現するための参考になれば幸いです。

クッカリー(調理師)留学でオーストラリア永住権は狙える?

調理師はオーストラリアの不足している職業リスト(Skilled occupation list)に含まれており、永住権を取得するための有利な立場にあります。

また、大学に行かずに費用を抑えて永住権を狙える、シェフの需要が高く就職先に困らないなどの理由から、留学生に人気の職業です。

さらに、オーストラリアでは学生ビザでも2週間で48時間までの就労が認められていますので、スキルを身につけながら学費や生活費を貯めることができるのも人気の理由となっています。

クッカリー(調理師)留学とは?

何を学べる?

Certificateでは調理の基礎とスキルを身につけ、Diploma以上では調理のスキルと直接の関係はありませんが、マネージャーや経営者としての知識を身につけます。

Certificateの初級レベルからDiplomaやAdvanced Diplomaへと順番にレベルアップしていくことができます。

具体的な内容としては、

  • 料理技術の基本:前菜、サラダ、スープ、肉料理、海鮮料理、パン、ペストリー、ケーキなどの調理技術
  • 商業キッチンの運営:商業用設備の使用や食材の管理方法、安全な食事提供のための実践的なスキル
  • 職場環境での実践:実際のレストランでの実務経験を積み、現場でのスキルを習得
  • 食品安全と衛生管理:食品取り扱いの安全基準や衛生管理の実践方法
  • メニュー計画とコスト管理:メニューの企画からコストの計算、在庫管理まで、経営に必要な知識を習得
  • 経営管理:ホテルやレストランの運営、財務管理、ビジネス戦略、マーケティングなどの管理スキル
  • 顧客サービス:顧客満足度を高めるためのサービス技術や、クレーム対応、コミュニケーションスキル
  • 人材管理:スタッフの採用、トレーニング、評価、モチベーション管理に関する知識

など、調理技術だけではなくキッチンや接客に関わる従業員の管理まで多岐にわたります。

卒業後はどういう職場に就職できる?

レストラン、カフェ、バー、クラブ、ホテル、レジャー施設、ケータリング会社、イベント会社、病院、学校など、就職の機会が多くあります。

オーストラリアで調理師コースを開講している専門学校は、地元の企業やレストランなどとの結びつきが強く、実習先の企業から仕事のオファーをもらえることも少なくありません。

学校に通っている時から、将来のコネクション作りのためのインターンシップやワークショップへの参加も積極的に行いましょう。

オーストラリアの クッカリー(調理師)の資格の種類

  • Certificate Ⅲ in Commercial Cookery
  • Certificate IV in Kitchen Management
  • Diploma of Hospitality Management
  • Advanced Diploma of Hospitality Management

Certificate Ⅲ in commercial cookery

業務用キッチンで働くための基本的なスキルと知識を身につけるコースです。

カリキュラムには、基本的な調理技術、食の安全と衛生管理、業務用キッチン機器の使用方法が含まれます。

就学期間 1年
将来のポジション コック
必要な英語力 IELTS 6.0
費用 160〜200万
永住権の可能性 不可

Certificate IV in Kitchen Management

Certificate 3で学んだ基礎をもとに、幅広い知識とスキルを身につけるコースです。

高度な調理技術やメニュー開発、食品の安全と衛生管理、在庫管理、原価計算、予算管理などが含まれます。

学校によってはCertificate 3がなく4から開始する学校もあり、その場合はCertificate 3の内容は学期の最初の方に含まれることが多く期間も長くなります。

調理初心者の方は難しく感じることもあるので、心配な方はCertificate3から始めると良いでしょう。

就学期間 半年から1年半
将来のポジション シェフ見習いやシェフ
必要な英語力 IELTS 6.0
費用 80〜200万
永住権の可能性 不可

Diploma of Hospitality Management

Diplomaで学ぶ内容は調理師としてのスキルとは直接関係しません。

このコースでは、経営管理の基礎、マーケティング戦略、予算編成と財務管理、スタッフの採用とトレーニング、労働法などを学びます。

また、レストランやホテルの運営に関する実践的な知識やスキル、リーダーシップやコミュニケーションスキルも強化し、チームの効率的な運営を目指します。

調理師コースを提供している多くの学校はCertificateとDiplomaまでセットで学生ビザを申請することができる様になっており、トータルで2年間のコースです。

就学期間 半年から1年
将来のポジション シェフやヘッドシェフ、マネージャー
必要な英語力 IELTS 6.0
費用 90〜100万
永住権の可能性

Diplomaまで取得することで、卒業ビザの申請が可能となり永住権の可能性が広がりますので、長期滞在を目指す方は必ずDiploma以上を取得しましょう。

Advanced Diploma of Hospitality Management

Diplomaで学んだ知識をもとに、ホスピタリティ業界における上級管理職を目指すための高度なスキルと知識を学ぶコースです。

人材マネジメントや労働法、職場の安全と健康、企業倫理など法的および倫理的な側面も取り扱い、ホテル、リゾート、レストランなどの高レベルな管理職としてのキャリアを築くための準備をします。

学校によってはこのAdvaced Diplomaまで提供している学校もあり、よりホスピタリティ業界でのキャリアアップの選択肢を増やしたい方におすすめです。

就学期間 半年から1年
将来のポジション マネージャーなどの責任者
必要な英語力 IELTS 6.0
費用 80〜160万
永住権の可能性

オーストラリアの クッカリー(調理師)から永住権を狙う方法

1. 調理師コースで2年(92週間)以上のコースを修了

CertificateとDiploma以上のコースを合わせてトータル2年以上勉強すると卒業ビザの申請が可能です。

また、実習時間などの規定もありますので、オーストラリア政府から認定を受けた学校のコース(CRICOS)を受ける必要があります。

2. 卒業ビザを取得

Temporary Graduate visa(卒業ビザ)のPost-Vocational Education Work stream(専門学校卒業後に働けるビザ)を申請します。

このビザを所持していると、1年半制限なくオーストラリアで働くことが可能です。

ビザの条件にはTRA(Trades Recognition Australia)という審査機関が行うPSA(Provisional Skill Assessment)に合格、英語力の証明や年齢なども含まれており、条件は変更になることがあるので、移民局のサイトで最新の情報を確認しましょう。

>> Post-Vocational Education Work stream <<

3. Full Skill Assessmentに合格

卒業ビザを申請する際に必要なPSAにパスして卒業ビザを取得すると、Full Skill Assessmentへと進みます。

これは、ビザ取得の次のステップに進むため、移民局に自分が「熟練した申請者」であることを証明するために必要なものです。

3段階ありますので、それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。

1)Job Ready Employment (JRE)

Job Ready プログラムは 1 年間のプログラムで、TRAより認可を受けた雇用主のもとで働く必要があります。

このプログラム開始からトータルで最低12ヶ月間のフルタイムでの勤務を完了しなければなりません。

申請費用として$490ドルが必要です。

2)Job Ready Workplace Assessment (JRWA)

  • JRE開始から最低6ヶ月の給与証明
  • Skills Progress Report (SPR)
  • Employment Verification Report (EVR)
  • その他適切な職場で働いていることを証明できる書類

上記書類をTRAに提出し、TRAが職場に行って審査を行います。

申請費用として$2,845ドルが必要です。

3)Job Ready Final Assessment (JRFA)

この最後のステップでは、必要書類や雇用証明書などの最終チェックが行われます。

申請費用として$75ドルが必要です。

4.永住権申請

Full Skills Assessmentが発行されると、永住権申請のプロセスに進むことができます。

オーストラリアの永住ビザにはいくつか種類があり、取得する方法や条件もビザによって様々です。

さらに職種によっても申請できるビザが変わるので、自分がどのビザを狙えるのか綿密に計画する必要があります。

クッカリー(調理師)留学卒業後に取得できるオーストラリア永住権を申請可能なビザの種類は?

  • 189 ビザ(技術独立ビザ)
  • 190ビザ(州スポンサー技術ビザ)
  • 491ビザ(地方技術ビザ)
  • 482ビザ(雇用主スポンサービザ)

技術独立ビザ(Subclass 189)

ポイント制の永住ビザで、申請に必要なスコアをスキル、学歴、年齢、英語力などから算出して申請するビザです。

EOI (Expression of Interest)を提出し、移民局からビザを申請するための招待を受ける必要があります。

最低スコアは65ポイントですが招待を受ける可能性を高めるには、より高いスコアを獲得する必要があり競争率が高いのが難点です。

移民局サイト-Skilled independent visa

州スポンサー技術ビザ(Subclass 190)

居住および就労を希望する州や準州政府からスポンサーを受けて永住権を取得するビザです。

推薦を受けるには、各州および準州ごとに個別の要件を満たす必要があります。

移民局サイト-Skilled nominated visa

地方技術ビザ(Subclass 491)

オーストラリアの地方に居住して働いている場合にこのビザを申請できます。

5年間有効でこのビザが認められてから3年間その地域で働くなどの条件を満たば永住権申請可能です。

移民局サイト-Skilled Work Regional (Provisional) visa

雇用主スポンサービザ(Subclass 482)

オーストラリアの雇用主からのスポンサーシップをもらう一時的な技能不足ビザです。

このビザにより、オーストラリアで最長4 年間生活し、働くことができます。

同じ雇用主のもとで最低2年就労する、英語力や年齢などの条件を満たすことで永住権申請が可能になります。

移民局サイト-temporary skill shortage visa(Medium-term stream)

クッカリー(調理師)留学から永住権を狙う際の注意点

オーストラリアの移民政策は頻繁に変更されるため、最新の情報を常にチェックすることが重要です。

特に、ご自身の調理師職が移住スキルリストに載っているかどうかを確認し、ビザ申請の要件を満たすよう準備しましょう。

一部の地域で学び、働くことで、ポイントが加算されることがり、特定の地域に移住することで、ビザの取得が容易になる場合もあります。

これらの要素を考慮し、計画的に留学と移住のプロセスを進めることが成功の鍵です。

最新の移民法やビザ要件については、移民弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。

オーストラリアでクッカリー(調理師)ができる語学学校一覧

調理師コースが開講されているTAFEはオーストラリア各都市にあります。

TAFEの就学期間は、CertificateとDiplomaまで合わせて卒業ビザ申請条件でもある2年間です。

※ Box HillはCertificateのみで進学希望の場合はBachelorのみ

都市 学校名 コース名
シドニー TAFE NSW
ケアンズ
ブリスベン
ゴールドコースト等
TAFE QLD
メルボルン William Angliss Institute  

メルボルン Melbourne Polytechnic
メルボルン Holmesglen TAFE
メルボルン Box Hill Institute
パース TAFE WA
アデレード TAFE SA

オーストラリアでクッカリー(調理師)する際の費用目安

TAFEのクッカリーコースの学費は2年間で320万〜400万程度です。

一般的にCertificateやDiploma以上の複数のコースをパッケージで申し込むことで、単体で申し込みするよりも就学期間が短くなり費用の節約にもなります。

また、TAFEでは学期ごとの分割払いが可能となるので、調理師コースに通う学生は、レストランやカフェでのアルバイトをしながら半年ごとに学費を納めている方が多くいらっしゃいます。

パッケージでのコース内容や費用、奨学金やキャンペーン割引などは学校により異なりますので、詳細はお問い合わせください。

まとめ

オーストラリアで調理師は、大学へ進学せずとも永住権を目指せるため、費用と時間の節約ができ魅力的な職業でもあります。

ただ、移民局のルールや永住権申請に必要な条件は変更となる可能性がありますので、最新情報の確認と適切な準備が必要です。

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