オーストラリアで留学生が一般的に使う滞在方法は、ホームステイ・ルームシェア・学生寮の3種類があります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットをここでは解説していきます。
ちなみに、、オーストラリアでは深刻な家不足が問題となっています。
こちらのページでは、オーストラリア各都市別家賃目安と家を探す方法/注意点まとめているので、こちらもあわせてご覧ください。
オーストラリア留学/ワーホリでは3つの滞在方法があります。
それぞれの滞在方法の特徴や費用感、さらにはメリット/デメリットについてもご紹介します。
留学・ワーホリの醍醐味といってもいいホームステイは、オーストラリアの家庭に滞在させてもらいオーストラリアの文化や生活様式などを学びながら、現地の家族と一緒に生活することができる滞在方法です。
各家庭には、ハウスルール(門限、就寝時間、トイレの使用法、食事の時間、入浴時の注意、掃除についてなど)があり、入居時に確認をして、ホストファミリーの生活習慣や決まりごとを守らなければなりません。
慣れない外国の文化や英語で戸惑ってしまうことも多いと思いますが、ルールや自分の希望はしっかりと初めに確認し合うようにしましょう。遠慮せずに気になったことは聞き、誤解を無くしていきましょう。
自分の判断でやってしまうと誤解が生じる可能性が高くなりますので、家のことは必ずホストファミリーに確認する、これが鉄則です。
ホテルや寮に一人で入居するよりも、現地のホストファミリーとの共同生活を送ることができるので、文化・習慣・言葉を学べるスピードは早くなります。
積極的に会話してコミュニケーションを取っていくことによってホストファミリーと打ち解け、自身の文化に対する理解や語学力をつけていくことができます。
日本の文化や社会について英語で話せるようになっておくというのも、ホストファミリーとの交流を深めるために良い方法です。
いくらお金を払っているからといって傲慢な態度をとっていてはホストファミリーとの関係はうまくいきません。
お世話になっているという気持ちは常に忘れないようにしておきましょう。ホストファミリーを尊重して生活することで、良好な関係を築いていくことができるでしょう。
都市によって若干の違いはありますが、1週間あたり250ドルから300ドルが相場です。オーストラリアならではの家庭の食事がついていることが多いのもホームステイの魅力的なポイントです。
オーストラリアにワーキングホリデーや留学で渡航される方の多くはシェアハウスを利用しています。2つベッドルームのある2LDKの部屋を借りて、部屋をそれぞれ利用する滞在方法になります。自分がオーナーではない場合(すでに契約してある部屋に住む場合)は面倒な手続きは必要なく、住んでいる人やルール、料金に納得がいけば日時を決めて入居することができます。
日本では知らない人が同じ家に住むことはめずらしいですが、オーストラリアでは当たり前のように受け入れられているので、費用の観点からもシェアという形式にした方が滞在費用は安くすみます。
家賃は週払いもしくは2週間払いが一般的で、入居時に保証金(ボンド)を払う必要がありますが、物を壊したりしなければ、全額戻ってきます。
また、シェアハウスを退去する場合は2週間前には連絡するようにしましょう。
1週間あたり100ドルから200ドルが相場です。費用が最も抑えられる滞在方法なので、留学生の多くが利用しています。安くていい家を見つけることが費用を抑えつつ充実した留学生活を送るポイントになります。
ホームステイのようなルールがあるのは抵抗があるけど、シェアハウス探しは難易度が高い、そんな方にオススメの滞在方法です。語学学校が管理している学生寮(学生用アパート)で、部屋のタイプを選んで入居します。
1人部屋か2人部屋かなど人数や部屋によって料金が変わってくるので、納得のいくものを選びましょう。学校によっても提供している部屋のタイプは変わりますので、確認しておくようにしましょう。
1週間あたり1人部屋だと200ドルから400ドル、2人部屋だと150ドルから250ドルが相場になります。少し割高ですが、友達が作りやすく同じ目的を持った人が住んでいるというのも魅力的なポイントです。
オーストラリアでの家探しの一般的な方法は、クラシファイドという生活情報サイトから探すという方法です。
家を借りたい人とかしている人をマッチングする掲示板で、登録も簡単なので、家探しの際は、利用しましょう。
気になる家があったら積極的に連絡を取り、物件見学に慣れていくことから始めていきましょう。
オーストラリア最大の日本語の生活情報サイトです。
オーストラリアの全地域を網羅しているので、どこでも住みたい地域の家を探すことができます。求人情報も掲載されているため、家探しはもちろん、仕事探しでも利用することができますし、そのほかの生活に関する情報も豊富に掲載されています。
WEBサイト:http://nichigopress.jp/
日本語の生活情報サイトでは2番目に大きなクラシファイドです。オーストラリア全土をカバーしており、NSWの情報が多めです。
WEBサイト:https://www.jams.tv/
絞り込み検索など検索方法が凝っており、日本語検索が便利な生活情報サイトです。
WEBサイト:http://www.cheers.com.au/
オーストラリアの掲示板なので、表記は全て英語です。オーストラリア全土をカバーしており、部屋探しだけでなく、仕事探しやリサイクル、車の売買まで様々なシーンで利用できます。
WEBサイト:https://www.gumtree.com.au/
上記で挙げた生活情報サイトで家探しをすることになると思いますが、オーナーによってぶ血県の条件やルールが異なっています。
チェックするべきポイントはしっかりと確認しておくようにしましょう。
週あたりの金額がいくらか、水道・光熱費が含まれているか、Wifiの料金が含まれているかを確認しましょう。
家賃の2~4週間分が相場です。このお金は退去時に家の汚れや破損、物の破損がなければ戻ってきます。
現金支払いか銀行振込か確認します、現金支払いになることが多いです。
最低でもどのくらいの期間住まなければならないかが決められています。長期で滞在する場合は割引してくれることもあるので、交渉してみるのも良いでしょう。
退去する前にオーナーに退去することを2週間~1ヶ月前に通知する必要があります。逆にオーナーの諸事情によって退去しなければならない場合も同じくらい前もって通知されます。
家にはルール(キッチンの利用、入浴、洗濯など)があるので、確認しておく必要があります。
一緒に住む同居人がどんな人なのか確認しておきましょう。相性の良し悪しもしっかりと見極める必要があります。
1人部屋、2~4人部屋など人数や、部屋に自分専用のトイレ・シャワーがついている部屋や、複数人で仕切りのみの部屋、2段ベッドなど様々な組み合わせがあるのでご希望のタイプを選びましょう。プライベートな部分が多くなるほど料金が高くなる傾向があります。
ハンガー、棚、洗濯機、ドライヤーなど何があって、何を使っていいのか確認しましょう。ベッドのサイズやトイレやシャワールームの数も合わせて確認しておきましょう。
最寄駅からどのぐらいの距離があり、周辺にはどんな施設があるのかも重要なポイントです。
オーストラリアでの滞在方法は、渡航してから1ヶ月程度ホームステイでオーストラリアの文化や生活に慣れ、その間に以降に滞在するためのシェアハウス探しや見学を行って、1ヶ月経過後に引っ越しをして新生活を始めるという流れがオススメです。
初めの1ヶ月は、学生寮にして、同世代の人と文化交流し、友人を作るというのも同じくオススメです。
ポイントとしては、生活に慣れてきたらシェアハウスに住み費用を抑えつつ自立した生活をしていくというのが理想です。そうしていくことによってワーホリ・留学生活はより充実したものになっていくでしょう。
冒頭で記載した通り、2023年に入りオーストラリアでは深刻な家不足が問題となっています。
オーストラリア各都市別家賃目安や、家を探す方法/注意点をまとめているだけでなく、家がないことを逆手に取った詐欺も発生しています。
家探しをする際は、注意が必要なので、こちらのページを確認しておくことをおすすめします。
●オーストラリアワーホリ出稼ぎ時の家問題。各都市別家賃目安と家を探す方法/注意点まとめ
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オーストラリアでワーホリに行こうと検討している方は、合わせてこちらのページもご覧ください。