オーストラリアはタバコに対して禁止はされていませんが、比較的厳しい国です。
住宅地、公園、ビーチ、レストランでは基本的に喫煙することができません。外で喫煙場所を見けるのも難しく、公共の場所では喫煙してはいけないという条例も多く、煙が他人の敷地に流れることも問題になることがあります。
税金によるタバコ代の値上げや、タバコのパッケージの規制、喫煙場所の制限によってオーストラリア全体の喫煙者の数は減っています。
また、州によっては路上に吸い殻をポイ捨てした場合の罰金は200ドル以上になりますので、注意が必要です。
税金によるタバコの値上げで、日本の約4〜6倍の値段なので日本に比べると喫煙しにくい環境といえます。20本入りで30ドル前後するのでとても安い買い物とは言い難いのが現状です。
タバコはオーストラリア国内で普通に販売されています。海外からのタバコの持ち込み制限は、大人一人あたり50本までなので、それを超える分は、現地で購入するようにしましょう。入国時に税金を払うよりは現地で購入する方がまだ安いので、免税範囲は超えないようにしておきましょう。
スーパーマーケット、ニュースエージェント、タバコ店、ガソリンスタンドでタバコを購入することが出来ますが、目に見えるように陳列されていないので、購入の際は、店主にタバコがあるかどうかを聞き、自分の好みの銘柄を伝えて購入しましょう。
ショッピングセンターや街中であれば、「Smoking Area」と記載のある喫煙所を見つけることができます。住宅街や建物の屋内では基本的に喫煙所は存在しておらず、ビルの裏側や大通りから少し外れた場所にあることが多いです。
自分の家やマンションであれば喫煙することはできますが、ご近所からの苦情が入る場合もありますので、注意が必要です。