申請費用は変更となる場合がありますので、ブルーカードホームページから最新の金額を確認しましょう。
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ブルーカードとはオーストラリアのクイーンズランド州で、子どもと関わる仕事に就く際に必要なカードです。
ブルーカード制度により、子どもと関わる仕事をする人が犯罪歴や不適切な行動の歴史がないことを確認するためのチェックシステム(Working with Children Check)となっています。
ブルーカードは、教師、保育士、ボランティアなど、直接子どもと接触する人々が対象で、子どもたちに安全な環境を提供し、潜在的な危害から保護することが目的です。
オーストラリアの各州で同様のチェックシステムがありますので、実際にボランティアや子供に関わる仕事をする際にはそれぞれの州での申請が必要となります。
州の名称 | ウェブサイト |
Queensland | Blue Card Services 公式サイト>> |
New South Wales | NSW Working with Children Check 公式サイト>> |
Victoria | VCT Working with Children Check 公式サイト>> |
South Australia | SA Working with Children Check 公式サイト>> |
Western Australia | WA Working Children Check 公式サイト>> |
Northern Territory | NT Working with Children Clearance 公式サイト>> |
ブルーカードには「V」と「P」の2種類があります。
看護や保育関連の実習生や無料ボランティアとして、子供と関わる際に必要となるカードで、「V」が記載されています。
学校によって必要書類や申請用紙が指定される場合が多いため、学校の説明通りに申請しましょう。
お金をもらって働いている場合に必要なブルーカードで、「P」が記載されています。
デイケアなどの職場で申請に必要な書類や申請について説明がありますので、確認しましょう。
教育関連職業 | 学校の教師や教育関連スタッフや子ども向けの学習支援や指導を行う個人 |
保育士および保育施設のスタッフ | 幼稚園、保育園、託児所などで働くスタッフ |
ヘルスケア関連職業 | 小児科医、小児看護師、精神保健カウンセラーなど |
ボランティア | 子どもたちと関わるボランティア活動を行う個人 |
スポーツ指導者およびコーチ | 子どもや若者向けのスポーツ活動の指導者 |
留学生の場合、オーペアやベビーシッターをする代わりに宿泊費が無料もしくは減額される場合もブルーカードが必要となります。
但し、家族や友達の子供のベビーシッターをする場合にはカードの取得は必要ありません。
州ごとによって必要なものは変わりますので、各州のホームページをチェックしましょう。
CRN(Customer Referance Number)とは、顧客参照番号のことで、QLDの運転免許証を持っている方は免許証の右上に記載があります。
現時点で免許証を保持していない方は、身分証明書をもって陸運局へ行きCRNを発行してもらう必要があります。
近くに陸運局がない場合は郵送で必要書類を送ってCRNを受け取ることも可能です。
申請費用は変更となる場合がありますので、ブルーカードホームページから最新の金額を確認しましょう。
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ボランティアや学校の実習でブルーカードが必要な場合は無料ですが、仕事として報酬を得る場合には申請料金がかかります。
ブルーカードを申請するには2通りの方法があります。
ブリスベンシティにあるブルーカードサービスに必要書類を持って行き、申請する方法です。
名称 | Blue Card Services |
住所 | Level 20/53 Albert St, Brisbane City QLD 4000 |
電話番号 | 0732116999 |
営業時間 | 月曜日〜金曜日(8:30-16:30) |
申請用紙をダウンロードする場合はこちら>>
ブルーカードの申請は簡単な質問に回答し個人情報を入れていくだけですので、ビデオを見ながら進めていけば10分程度で完了します。
ブルーカードサービス公式サイトより作成したアカウントでログインし、申請手続きを進めます。
学生に関しては学校や専攻により基準が異なるため、具体的なケースごとに確認が必要です。詳細について疑問があれば、学校やブルーカードサービスに問い合わせてみましょう。
ブルー カードを申請してから手元に届くまで約4〜6週間かかります。
オンラインで提出された申請は、紙の申請よりも早く承認される場合が多いので、オンラインでの申請がおすすめです。
有給の仕事の場合は、ブルーカードを申請すれば、カードを待たずに業務を開始することができますが、ボランティアや実習生の場合は、ブルーカードを受け取るまで活動できないため、余裕を持って申請を行いましょう。
有効期限が切れる16週間前から更新手続きが可能で、10週間前には期限切れのお知らせメールがブルーカードセンターより届きます。
その際もブルーカード申請手続きと同じように、申請書類もしくはオンラインでの更新が可能となっています。
オーペアやベビーシッターなど個人宅でのお手伝いは、ブルーカードのみでも問題ありませんが、保育士としてデイケアで働きたい場合は、チャイルドケアコースに通ってオーストラリアの幼児教育について勉強する必要があります。
オーストラリア留学ネットではオーストラリア政府公認カウセンセラーが完全無料でサポートを行っています。
オーストラリアで子供に関わる仕事に就きたい、保育士の資格をとって将来のキャリアに繋げたい方はお気軽にご相談ください。
こちらの記事ではオーストラリアで保育士の資格が取得できる学校について詳しく説明しています。