オーストラリアで役立つ資格とスキルを身に付けたい、と思っている方は多いかと思います。
実際、資格があれば安定した収入が得られますし、仕事探しも容易に進む場合が多いです。
そこで、ご紹介したいのが、オーストライリアで大人気の「介護士コース」です。
今回は、Greemwich English Collegeに新しくオープンした介護士コースを取材してきましたので、詳しくご説明します。
Greenwich English College(グリニッチ・イングリッシュ・カレッジ)は、2005年に設立された英語学校で、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、パースにキャンパスを持つ大きな教育機関です。
2024年4月にはアデレードにもキャンパスがオープンする予定で、どのキャンパスでも一般英語だけでなく試験対策英語やビジネス英語など幅広いコースを開講しているのが特徴です。
さらに、語学学校には専門学校も併設されており、マネジメント、ホスピタリティ、ヘルスケアコースと留学生に人気のコースが充実しています。
ブリスベンシティ中心部に位置するGreenwich ブリスベンキャンパスには専門コースも合わせて1000人以上の生徒が通っています。
おしゃれな校舎には十分な広さの休憩スペースが確保されており、アクティビティも充実。
日本人スタッフも在籍しているため、英語初心者の方でも安心して通っていただけます。
2024年3月にAged Care(介護士)コースが開講されましたので、Greenwichの英語コースで英語を勉強してから介護士コースに進学することが可能です。
介護士不足が続いているオーストラリアでは、介護士として仕事を見つけるのは比較的簡単な状態です。
高齢者施設で正社員として働くだけでなく、派遣会社に登録して働きたい時だけ働くというカジュアルポジションを採用している施設も多いのも魅力。
AU Talent. comによると、オーストラリアの介護職の平均年収は$70,009または時給$35.90で、新人の平均年収は年間$59,489から始まり、経験豊富な労働者のほとんどは年間$97,521まで稼ぐことが可能です。
日本では介護士の給料の低さが問題となっていますが、オーストラリアでは介護士として十分に生活できます。
また、介護士コースをまだ卒業していなくても介護士のアシスタントとして雇ってもらえることもあり、学生ビザでも安定した収入を得ることができます。
介護士コースに通うにはIELTS 5.0-5.5相当の英語レベルが必要となりますので、ほとんどの学生がまず英語コースを受講します。
さらに、CertificateⅢだけでなく、Certificate ⅣやDiplomaの資格まで取得することで将来の選択肢が増えるため、多くの留学生はDiplomaまで勉強します。
英語コース | 半年から1年(現在の英語レベルによって異なる) |
Certificate Ⅲ in Individual Support | 半年から8ヶ月程度 |
Certificate Ⅳ in Ageing Support | 半年から1年程度 |
Diploma of Community Services | 1年間 |
介護士コースをDiplomaまで勉強すると、英語コースと合わせてトータル2年半〜3年8ヶ月程度、学生ビザでオーストラリアに滞在することができます。
Greenwichでは3つの介護士コースが開講されています。
高齢者ケア施設、コミュニティケア、障害者ケア働きたい方向けの介護の基礎を学ぶコース。
料金 | $5,000 ($1,250 / per term) |
期間 | 32 weeks / 4 terms |
実習時間 | 120時間 |
2024年度の入学日 | 04/03, 29/04, 24/06, 19/08, 14/10 |
必要な英語レベル | IELTS 5.0相当 |
一般家庭やコミュニティベースの環境で、シニアサポートワーカーとして勤務するためのコース。
料金 | $7,500 ($1,250 / per term) |
期間 | 52 weeks / 6 terms |
実習時間 | 120時間 |
入学日 | 04/03, 29/04, 24/06, 19/08, 14/10 |
必要な英語レベル | IELTS 5.5相当 |
障害や介護が必要な人々や、社会的に恵まれない状況にある人々など、支援が必要な人々の生活を豊かにするためのサポートを提供するために、コミュニティ内で管理者やリーダーとして働くためのスキルと知識を身につけるコース。
料金 | $9,000 ($1,500 / per term) |
期間 | 52 weeks / 6 terms |
実習時間 | 200時間 |
入学日 | 04/03, 29/04, 24/06, 19/08, 14/10 |
必要な英語レベル | IELTS 5.5相当 |
Greenwichでは様々なキャンペーン割引がありますので、お気軽にご相談ください。
専門学校の中にはCertificateⅢとDiplomaのみ、もしくはCertificateⅢのみ開講している学校もあります。
しかし、GreenwichではCertificate Ⅲの基礎から、管理者になるまでの3つのコースを開講してるため、少しずつスキルや資格をステップアップさせていくことが可能です。
さらに、3種類のコースを全て受講することで、オーストラリアに長期滞在も可能となるため、ゆっくりと働きながらオーストラリアに慣れていきたい方には最適なコースでしょう。
Greenwichではターム毎の分割払いが可能で、対面授業は週2回ですので、仕事と学業の両立がしやすい環境が整っています。
多くの学生はアルバイトをしながら学校に通っていますので、働きながら次の学期分の授業料を貯めることができるのも大きな魅力です。
オーストラリアでは学生ビザでも、2週間で48時間までの就労が認められていますので、生活に十分な収入を得ることができます。
Greenwichの英語コースを一定期間受講すると専門コースへIELTSのスコアなしに進学できるんです。
専門学校に入学するには通常IELTS 5.0〜5.5相当の英語力が必要となります。
このレベルは、TOIECでは605〜800点、英検では2級から準1級レベルですので、入学条件のスコアを獲得するのは簡単ではありません。
また、IELTSは受験料がオーストラリアでは410ドルですので、IELTSで目標のスコアを手に入れるまでには時間とお金がかかってしまいます。
このように、パスウェイ進学を提供しているGreenwichは留学生に優しい学校といえます。
キャンパスはモダンな作りで、落ち着いた雰囲気なため勉強に集中できます。
実技用の教室には、介護施設で使用されるベットや器具が揃っていますので、実習に行く前に一通り練習して慣れておくことができます。
トイレ介助やシャワー浴介助は、介護士になるための必須の技術となりますので、学校でしっかりと学びます。
オーストラリアではホイストと呼ばれる移動補助器具を使用して、利用者を移動しますので、各種ホイストも学校に用意されているので安心です。
高齢者は歩行器や車椅子を使用している方も多いため、安全に移動をサポートするためのスキルを学びます。
日本の介護現場とは器具の種類や利用者へのアプローチの仕方が異なる場合があるので、オーストラリアの介護現場で即戦力となるカリキュラムとなっています。
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