オーストラリアで生活するためには、アルバイトや仕事の給与を振り込んでもらうために銀行口座の開設が必要です。
オーストラリアには、4大メガバンクが存在しています。
こちらのページでは、オーストラリアの4大メガバンクの種類と特徴をご紹介すると共に、銀行口座開設に必要なものなどをまとめてご紹介します。
オーストラリアで、銀行口座がきちんと開設できるか不安な方は、留学エージェントにご相談ください。
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4大銀行はオーストラリア国内に支店・ATMがあるので開設すると非常に便利でおすすめです。
ワーキングホリデーや留学で渡航された際は、4大銀行から選ぶことをお勧めします。
オーストラリア4大銀行のATMや支店数と特徴をご紹介します。
銀行名 | ATM数 | 支店数 | 口座維持費用 | 普通口座名称 |
---|---|---|---|---|
ANZ | 2600以上 | 800支店以上 | 5ドル | Access Advantage |
Commonwealth Bank | 4000以上 | 約1000支店 | 4ドル | Smart Access |
Westpac Bank | 3000以上 | 約600支店 | 5ドル | Westpac Choice |
NAB | 3400以上 | 約700支店 | 0ドル | Classic Banking |
175年以上の歴史のある老舗銀行で、本店はメルボルンにあります。世界32カ国に展開し、25歳以下、もしくはフルタイムの学生であれば口座維持費用は免除されます。
公式サイト:https://www.anz.com.au/personal/
100年以上の歴史を持つNABに次いで資産額が大きい銀行です。本店はシドニーにあり、21歳以下の学生であれば口座維持費用は免除されます。また、21歳~24歳であれば、毎月1000ドルで口座維持費用は免除されます。インターネットサービスに定評があり、ネットバンキングは国内No.1です。
公式サイト:https://www.commbank.com.au/
200年の歴史のある老舗銀行で、フィジーやパプアニューギニア、シンガポール、香港、中国、インドネシアなどで業務を行なっており、本店はシドニーにあります。21歳以下、もしくはフルタイムの学生であれば口座維持費用は免除されます。また、ワーキングホリデービザ保持者であればワーカー扱いになり、最初の12ヶ月間口座維持費用が無料になります。
公式サイト:https://www.westpac.com.au/
オーストラリア国内最大の資産額を持つ銀行で、本店はメルボルン、オーストラリア以外にもアジア、ヨーロッパ、ニュージーランドで業務を行なっています。口座維持費用は無料で、最低入金額の設定もありません。
公式サイト:https://www.nab.com.au/
オーストラリアで銀行口座を開設するには、以下のものが必要になります。
入国後6週間以内であれば比較的簡単に銀口座を開設することができますので、渡航後はなるべく早めに銀行口座を開設しましょう。
6週間を過ぎてしまうと開設時に必要な身分証明書が増えるので、注意が必要です。
銀行口座開設に必要なものを持って、開設したい銀行に行き手続きを行えば銀行口座開設は完了します。
口座開設後、銀行のキャッシュカードは自信が指定した住所に1~2週間後に郵送されます。銀行によってはカードの有効化手続き(アクティベート)が必要になるので、オンライン上でアクティベートすれば、キャッシュカードを利用できるようになります。
また、オーストラリアの銀行は日本と違い、通帳が存在しません。月ごとに自分の口座の使用明細(Bank Statement)が送られてきます。もし住所を変更した際は、Bank Statementの送付先を忘れずに変更しておきましょう。
オーストラリアで銀行口座を開設すれば、日本からお金を送金することも可能になります。日本の銀行各社のHPにて送金方法や手数料の記載があるので、お得な送金方法を選択しましょう。1回の送金手数料は大体数千円、送金にかかる時間は1週間程度になります。
また、オーストラリアから帰国する際は、利用する予定がなければ、解約してから帰国するようにしましょう。日本から解約を依頼する場合は書類を送付してもらい手続きを行わなければならないという負担が発生するので、帰国する前に解約するのが良いでしょう。
オーストラリアの銀行口座の種類は4種類ありますが、ワーキングホリデーや留学で銀行口座を開設する際には、普通口座で開設するのが一般的です。
銀行によって各種口座の名称は異なります。
普通口座の中でもいくつか種類があり、口座の種類によって月々の口座維持費用が無料のものや口座維持費費用は必要だが、ATMの無料利用回数が多い口座などがあります。ワーキングホリデーや留学で銀行口座を開設する人は前者の口座維持費用がかからないものを選択する人がほとんどです。普通口座はATMで24時間引き出しすることができ、EFTPOS(銀行のキャッシュカードを使って直接代金を銀行口座から引き落とす)機能を利用することができます。これを利用してキャッシュアウト(Cash out)すれば、店舗で支払いの際に現金を引き出すこともできます。
オーストラリアの銀行の定期預金の金利は非常に高く5%前後になっています。留学生であまり利用する人はいないと思いますが、日本と比べると10倍以上の金利がある銀行もあるので、2,3年と長期間オーストラリアに滞在する人はただ銀行に預金しておくよりは金利分お得になります。
自分の小切手が使えるようになり、その小切手での支払いが可能になる口座です。ワーキングホリデーの滞在者や留学生がこの講座を利用することはまずありません。
通常普通口座の開設タイミングで併せて開設されます。銀行に行かずに残高の確認や振込、支払いを行うことができるので、昼間に学校などで銀行を利用できない人にとっては非常に便利です。また、窓口を利用するよりも手数料は安く設定されています。
※銀行によって、学生証で学生用のお得な口座プラン(口座維持手数料が無料など)を利用することができます。
細かい営業時間は銀行や支店によって変わってきますが、おおよその銀行の営業時間はこちらです。
月曜日~木曜日 | 9:30~16:00 |
---|---|
金曜日 | 9:30~17:00 |
土曜日 | 9:00~12:00 |
日曜日、祝日 | 休業 |
ATM | 24時間365日営業 |
土曜日は、営業している銀行とそうでない銀行があるので、最寄りの銀行の営業時間はチェックしておきましょう。
銀行のキャッシュカードと預け入れる現金を持って窓口へいきましょう。
「Deposit Please.」と伝えれば入金手続きを行ってくれます。
銀行のキャッシュカードを持っていき窓口いきましょう。
「Withdraw Please」と伝えます。
その後PIN(暗証番号)を入力すれば引き出しすることができます。
金額が高額の場合は身分証明書が必要になる場合がありますので、事前に用意していくようにしましょう。
キャッシュカードがあればオーストラリア国内のATMで自由に現金を引き出すことができるようになります。
24時間365日利用することができ、銀行から発行されるキャッシュカードには4種類の機能がついています。
銀行のキャッシュカードにはデビットカードの機能がついています。支払いをしたタイミングで口座からすぐに引き落としされます。ANZとNABはVisa Debit、CommonwealthとWestpacにはDebit MasterCardの機能がついています。
VisaカードではpayWave、MasterCaardではPayPassと呼ばれる機能です。支払いの際にキャッシュカードをかざせば決済が完了します。100ドル未満の決済であればカードをかざすだけ、それ以上の金額の場合はPIN(暗証番号)を入力すれば決済することができます。
非接触決済に対応している携帯を持っている方は、アプリを利用してデビット機能がついたキャッシュカードを登録すればお使いの携帯電話で非接触決済を利用できます。
EFTPOS(エフトポス)とは、日本で言うところのデビットカードの機能と同じような機能です。EFTPOSを利用すれば、現金が手元になくても、EFTPOSに対応している店舗(スーパー、コンビニ、デパート、タクシー、郵便局など)で支払いをすることができます。EFTPOS支払いをすると銀行の口座から直接現金が引き落とされます。また、レジで同時に現金の引き落としもできるため、ATMが見つからない場合でも銀行口座から現金を引き出すことができます。
店舗のレジの読み取り機に通して暗証番号を入力して使います。同時に現金を引き出すキャッシュアウトを行う場合は店員にその旨を伝え、金額も伝えれば処理してくれます。EFTPOSの1日の利用上限額は1000ドルです。(この上限金額はATMと合算で計算されます。)
①EFTPOSで支払う旨を伝える
②読み取り機にキャッシュカードを通す
③読み取り機で口座種類を選択する
④PIN(暗証番号)を入力する
オーストラリアは街の至る所にATMがあります。
銀行内のATMコーナーはもちろんですが、コンビニ、レストラン、ガソリンスタンドなど基本的にどこでもあり、24時間稼働していますし、曜日や時間帯の手数料はかかりません。
銀行のカードを持って入れば、お金がなくて困ったということにはならないでしょう。1日の出金可能限度額は1000ドルと定められており、これ以上の金額を引き出す場合は、銀行の窓口で直接引き出しを行います。
日本のATMと利用方法はほとんど同じになります。
表示画面:Please insert your card.
表示画面:Please enter your PIN then press ENTER.
表示画面:Please select a transaction.
該当もの以外の金額を引き出したい場合は、”other amount”を選択し、金額を入力して”ENTER”を押します。
表示画面:Would you like a receipt for this transaction?
”YES”、必要ない場合は”NO”を選択します。
表示画面:Please take cash and transaction record.
表示画面:Would you like another transaction?
表示画面:Please take your card.
日本生活していた時は馴染みがないかもしれませんが、カードを入れたまま一定時間何もしなかったり暗証番号を3回以上間違えるとATMからカードを取り出せなくなってしまうので注意してください。
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