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オーストラリア生活情報豆知識

オーストラリアの子宮頸がんワクチン事情について

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子宮頸がんは性交渉をしたことのある女性であれば、誰でもかかる可能性のある病気ですが、子宮頸がんワクチンの開発により、世界的に子宮頸がん患者は減少傾向にあります。

オーストラリアでの子宮頸がんワクチン事情や子宮頸がん検査に関心がある方は、ぜひ参考にしてください。

子宮頸がんとは

子宮にできるがんの中でも、子宮頸部にできるがんのことを子宮頸がんといいます。日本では毎年10,000人以上の女性が子宮頸がんになり、約3,000人が死亡している病気です。最近では20〜30代女性の発症率が増えてきており、患者数も増加しています。

一方、オーストラリアは「世界で一番早く子宮頸がんが撲滅する国」と言われています。ランセット・パブリック・ヘルス誌によると、今後10年で子宮頸がんがほぼなくなるという研究結果も報告されています。

子宮頸がんの原因

子宮頸がんの主要な原因は、HPV(ヒトパピローマウィルス)への感染です。HPVはありふれたウィルスで、性交渉により感染します。ほとんどの場合はHPVに感染しても自己免疫により自然と消滅しますが、感染しても自然治癒しない場合があり子宮頸がんを発症してしまいます。HPVに感染して数年から数十年かけて、感染した部位ががんへと変異していきます。

子宮頸がんの症状

初期の子宮頸がんはほとんどの場合無症状です。進行してくると生理以外の出血や、腹痛が出現することがあります。

子宮頸がんワクチンについて

子宮頸がんの主な原因はHPVとわかっていますので、HPVに感染するのを防ぐ目的で作られたのが、HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)です。ワクチン接種により、子宮頸がんの60〜70%を予防できると言われており、世界各国でHPVワクチン接種が強く勧められています。

日本の子宮頸がんワクチン事情

残念ながら、欧米諸国に比べて日本のHPVワクチン接種率は1.9%と非常に低く、子宮頸がん患者も増加しています。

引用元:「HPVワクチンについて知ってください、子宮頸がん予防の最前線」(厚生労働省)

HPVワクチンは、性交渉をする前の10代前半に接種することが推奨されていますが、その年齢を過ぎた方でも無料でキャッチアップ接種ができますので、お近く産婦人科や地方自治体に確認しましょう。また、世界的には男性への接種も勧められていますが、日本では男性への接種は全額自費となります。

オーストラリアの子宮頸がんワクチン事情

 

参照元:Australian Government Department of Health and Aged Care

オーストラリアの免疫学者であるIan Frazer(イアン・フレイザー)はHPVワクチンの開発に重要な役割を果たした科学者の一人で、2006年に米国メルク社によって開発された最初の商業化されたHPVワクチンであるガーダシル(Gardasil)の共同発明者として知られています。

ワクチン接種の対象者

オーストラリア政府は9歳から25歳までの男女にHPVワクチンの接種を勧めています。9歳から25歳までの方は1回接種、26歳以上で初めて接種される方は、3回の接種が必要です。

費用について

メディケア保持者は無料ですが、OSHC、OVHCや海外旅行保険に加入されている方は、ご自身の保険会社に確認しましょう。 保険でカバーされない場合は200〜300ドルくらいかかるので、HPVワクチン接種の対象者は日本で接種することをお勧めいたします。

子宮頸がん検査

子宮頚がんの予防にはHPVワクチン接種がとても有効ですが、定期的な子宮頸がん検査も大切です。なぜなら、子宮頸がんはHPVに感染してから長い期間を経て少しずつ子宮頸部の細胞が変異していきます。

定期的に検査を受けることで、がんになる前の「異形成」という状態で治療することが可能です。オーストラリアに長期滞在予定で、前回の検査から時間が経っている方はぜひ検査を受けましょう。

日本 オーストラリア
対象者 20歳以上の女性 25歳から74歳の女性
検査頻度 2年に1回 5年に1回
検査費用 無料 無料
検査方法 細胞診 細胞診
検査場所 産婦人科へ行く GPもしくは自己キットを使用

以下の症状がある場合は定期検診を受けていて異常がなくても、医師の診察を受けましょう。

  • 生理以外の出血がある
  • 性行為時に出血がある
  • 異常なおりものがある
  • 尿に出血が混ざっている

子宮頸がん検診を受けた留学生の体験Q&A

子宮がん検診が必要だと分かっていても、オーストラリアで実際に受けるとなるとハードルが高いですよね。

そこで、オーストラリアの専門学校に通う学生さんに子宮頚がん検診を受けた時のことを伺いましたので、ぜひ参考にしてみてください。

Q. なぜオーストラリアで子宮がん検査を受けましたか?
A. 日本でも2年に1回は受けていて、オーストラリアでも受けようと思いました
Q. どこで検査を受けましたか?
A. シティにある日本語対応可能なGPで受けました
Q. 予約は必要でしたか?
A. GPに電話予約をしました
Q. 検査の痛みはありましたか?
A. お腹の奥が少し押される感じはありますが、強い痛みはなかったです
Q. 診察台はどんな感じですか?
A. 日本の産婦人科の診察台と違って、普通のベットに横になります
Q. 費用はどれらいでしたか?
A. OSHCで全額カバーされたので無料でした
Q. 生理中でも検査できますか?
A.  「生理中は検査の精度が落ちる」と言われたので、生理を避けて受けました

 

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Erina
留学カウンセラー
2023年でブリスベン在住7年目になります。
3つの語学学校を経て、クイーンズランド工科大学(QUT)のBachelor of Nursingに入学しました。
オーストラリア政府公認留学カウンセラーQEAC(V085)です。好きなブリスベンの場所はボタニカルガーデンです。ブリスベンの現地オフィスで留学生、ワーホリの方の現地サポートをさせていただきます!
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