本記事では、オーストラリア留学のデメリットについて解説します。
オーストラリア留学といっても留学には良い点もあれば悪い点もござます。
何事にも言えることですが、メリットや良いことだけを想定してオーストラリアに渡航するより、事前にデメリットやリスクについても理解しておくべきだと言えます。
オーストラリア留学する前にメリットもデメリットも詳しく確認してから、準備や対策を考えながら留学プランを考案していく為にオーストラリア留学、生活面でのデメリットを確認しておきましょう。
オーストラリアで実際に海外生活を行う上でのデメリットをご紹介します。
オーストラリアの物価は、日本と比較すると2〜2.5倍程度です。
ただし、輸入品に頼っているオーストラリアの経済・平均収入は、日本の2倍となっています。
その事から、物価が日本と比較して高くなるのは当然と言えるでしょう。
基本的にはオーストラリアでの日常的な支出は、日本より増えると思ったほうが賢明です。
全ての商品やサービスが日本より高くなるというわけではなく、特に野菜やフルーツなどの第一次産業品については日本より安くなる商品も多いです。
商品名 | オーストラリアの場合 | 日本の場合 |
---|---|---|
ハンバーガー(マクドナルド) | 4~7ドル程度 (376~658円) |
380円 |
果物(りんご) | 4.5ドル程度 (423円) |
500円 |
コーラ | 5ドル (470円) |
150円 |
ボディソープ | 11ドル (1,034円) |
700円 |
Tシャツ | 20ドル (1,880円) |
1,000円 |
ビール | 7ドル(560円) | 300円 |
※1ドル = 80円
オーストラリアに到着後まず初めに感じることは「オーストラリア人って大きいな」「自分は日本ではデカイ方なのに、オーストラリアでは小さいな」と、オーストラリア人の体の大きさにびっくりする事があります。
長期留学やワーキングホリデーで長期で滞在していると、食生活や生活習慣も日本で生活している時と比べて変化してきたり、体が大きくなってきたと実感する方も多いです。
日本に帰国した時に「あれ、自分何か大きいな・・・」っというような事になってしまう場合も少なくないので、食生活には十分気をつけましょう。
多くの日本人男性の食生活を影で支え続けている「どんぶりチェーン」。
お財布にも優しい金額で満腹にしてくれる丼や定食はオーストラリアでは、なかなか味わえません。
別に必要ないし、関係ない!という方も多いと思いますが、ショック受けられる方も多いのでデメリットとして記しておきます。
シドニーやメルボルンなどの都市部でも、ジャパニーズレストランでは取り扱っているお店もございますが、1500円〜2,500円程度と日本に比べると高価になります。
しかし、日本の味・価格・満足度のお店は無く、牛丼ファンの方には悲しい現実が待っていますので、オーストラリア出発前に食べておくと良いでしょう。
特にシドニーやメルボルンなどの都市部のシティー中心地に限って言えば、地価が年々上がっている為、家賃が高くなってきています。
シドニーやメルボルンだけに限らず、ブリスベンやゴールドコーストの中心地でも家賃の高騰は起きていますので、一概にどの都市の家賃が高くなっているというのは言い切れませんが、都市部の中心地の家賃は値上がりの傾向にあります。
AUドル | 日本円 | |
---|---|---|
シドニー1ルームスタジオの家賃 | 300〜350ドル/週 | 24,000〜28,000円/週 |
シドニーシェアハウス2人部屋の家賃 | 180〜250ドル/週 | 14,000〜20,000円/週 |
シドニーシェアハウス4人部屋の家賃 | 130〜170ドル/週 | 10,000〜13,000円/週 |
メルボルン1ルームスタジオの家賃 | 280〜350ドル/週 | 22,000〜28,000円/週 |
メルボルンシェアハウス2人部屋の家賃 | 180〜250ドル/週 | 14,000〜20,000円/週 |
シドニーシェアハウス4人部屋の家賃 | 130〜170ドル/週 | 10,000〜13,000円/週 |
※1ドル = 80円
家賃や生活コストは日本と比較すると上がるのは事実ですが、オーストラリアでは収入も増えるのでオーストラリア留学、ワーキングホリデーでも仕事を始めると物価や家賃について気にならなくなります。
オーストラリア人の平均年収は日本の平均年収の約2倍になるので、家賃や物価が日本と比べて高くなるのは当然だと言えるでしょう。
オーストラリアの紫外線は日本の5倍〜10倍とも言われ、皮膚ガンや白内障等の深刻な病気の原因になる場合もあるので、外出時は要注意です。
なぜ紫外線が強いのかと言うと、人類の産業、経済成長によりフロンガスの排出に代表される大気汚染物質の排出量が増えたことが原因でオゾン層が破壊され、太陽から降り注ぐ紫外線をカットする十分なオゾン層が無いことが原因となっています。
日焼け止めクリーム、サングラス、日焼けを避ける等、外出時の日焼け対策には気を払うようにしましょう。
オーストラリアで出会った友達と週末は遊びに出かけたり、オーストラリアでは週末ビーチやお庭でBBQをしたりする機会も多いです。
日本では飲んで家に帰る前に「締めのラーメン行ってから帰ろう!」なんてなることもあるはず。
残念ながら21時を過ぎると殆どの日本食レストランは閉まってしまいますので、「締めのラーメン」を求めるタイミングにラーメン屋が開いていることはありません。
オーストラリアではレストランやショップが閉まるのが20時〜21時で早く、飲み会やパーティーが終わった後に空いているお店がマクドナルドやバーガーキングなどのファストフードチェーン、ケバブ屋しかありません。
「飲んだ後はケバブが1番」って思うようになると、あなたも完全にオーストラリアに馴染んだ証です。
オーストラリアは南半球に位置している為、日本の冬の時期はオーストラリアは真夏です。日本とオーストラリアの季節は正反対になるためクリスマスシーズンのオーストラリアは真夏という日本人にはちょっと想像し難い状況になります。
クリスマスのボンダイビーチの様子
今までと雰囲気も景色も違うクリスマスシーズンは日本人にとっては違和感がありますが、ビーチでサンタクロースコスプレしたり、今までに経験したことのないクリスマスの雰囲気を味わうことができます。
オーストラリア留学中の生活面でのデメリットについて述べてきましたが、ここからは語学学校に関するデメリットにも触れていきます。
アメリカ英語が主流とした日本の教育の背景もあるので、最初は聞きなれないアクセントと感じる事はあるかもしれません。
しかし、オーストラリアの語学学校で学ぶ英語については綺麗な発音、アクセントでリスニングに不便することもありません。
オーストラリアの発音、アクセントの特徴として良く例に挙げられがちな「G’day mate」=「グダイ マイ」のような強烈なアクセントを使うのは、現在では郊外在住のお年寄りだったりで、オーストラリア人全員がそういう訳とは限りません。
オーストラリアには語学学校、専門学校、大学を含む教育機関の数が非常に多く、世界を代表する留学大国にまで成長しました。
語学学校は各都市に数多くございます。
更にオーストラリアの教育・留学サービス法のESOSにより、オーストラリアの語学学校の品質は政府によって管理・監督されている為語学学校のカリキュラムや教師品質は高く、政府によって品質維持されています。
沢山の語学学校から自分に合った語学学校を選定する
沢山ある語学学校の中から、自分に合った学校を選ぶ為に、語学学校を選ぶ上で3つの理想・希望を考えてみると良いでしょう。
を思い描いた上で、留学カウンセラーに相談してみると良いでしょう。
語学学校の選び方・目安学習期間・学費の詳細について下記の記事で紹介していますので、ご参考までにご確認ください。
オーストラリア留学ネットでは、留学前日まで、オンライン英会話レッスンを毎日無料で受けられるので、英語力に自信がない方のサポートもできます!
さらに、留学会社に支払う「手続きサポート費用」「現地サポート費用」などは必要なく、留学やワーキングホリデーのサポートを無料でおこなっています。
ご相談は無料なので、オーストラリア留学に興味がある方は、無料でご相談受け付けていますよ!
オーストラリアに限らず、アメリカやカナダ、イギリスにも同じことが言えるのですが、オーストラリアにも日本人コミュニティーは多く存在していて、長期滞在している人ほど日本人コミュニティーにどっぷり浸かる傾向があります。
短期間で出来るだけ英語力をアップしたい人にとっては気をつけたいのは、日本人コミュニティーにできるだけ属せず、英語環境を保ちながら英語を聞く機会、話す機会をしっかり作っていくことです。
オーストラリア留学のメリット・デメリットをしっかり理解して有益な留学生活を送りましょう。
海外生活では予想外の事件や災難に巻き込まれる可能性も少なからずあります。オーストラリア留学のメリットだけでなくデメリットも理解しておき、海外生活のリスクや英語学習のモチベーション低下に繋がるリスク避けれるようにしておきましょう。