オーストラリア留学をされる多くの生徒さんが、現地のカフェやレストランでのお仕事を希望されており、とても人気なのが学校で行われている「バリスタコース」です。
今回は、質の高い実践的なバリスタコースを提供しているLexis English College(レクシス・イングリッシュ・カレッジ)について詳しくご説明いたします。
バリスタ(Barista)は、高品質なコーヒー体験を提供するために専門的な技術と情熱を持って活動する専門家です。
カフェやコーヒーショップでエスプレッソやその他のコーヒードリンクを調理し提供する役割を担っており、高品質なコーヒーを提供するためにコーヒーの種類、焙煎度、抽出方法、ミルクの泡立て技術など、さまざまなスキルと知識を持っています。
オーストラリアは独自のコーヒー文化を持つ国でありカフェも多く存在ます。仕事に行く前にコーヒーをテイクアウトしたり、仕事のミーティングをカフェで行う、ランチにカフェに行くなど、オーストラリア人にとってコーヒーは欠かせない文化の一つとなっています。
以下に、オーストラリアのコーヒー文化に関する特徴や要点をいくつかご紹介します。
オーストラリアのコーヒー文化は、高品質なコーヒーとアットホームなカフェ体験を楽しむことができる魅力的なものです。
Accumulate Australianの調査結果によると、オーストラリアでは成人の約75%が少なくとも1日1杯のコーヒーを飲んでおり、そのうち28%が1日に少なくとも3杯のコーヒーを摂取しています。
オーストラリアのコーヒー消費者 1,000 人を対象とした調査では、味と品質が最優先事項であり (78%)、次いで価格 (6%)、また、回答者の 26% は低品質のコーヒーを提供するカフェには二度と行かないと考えています。
39% の人は持ち帰り用のコーヒーが届くまで 2 ~ 4 分待つことに抵抗はありませんが、6 分以上待つ人は 18% のみとなっています。
そのため、オーストラリアでは高い品質のコーヒーを限られた時間で正確に提供する技術が求められているのが分かります。
オーストラリアはイタリアのコーヒー文化の影響を強く受けているため、イタリア式コーヒーを扱っているカフェが大半を占めます。
そのため、オーストラリアのカフェではコーヒーの種類もイタリア系のコーヒーをベースに独自の発展を遂げています。
リストレット | エスプレッソ(espresso)の一種であり、非常に濃厚でコンパクトな味わいを持つコーヒードリンクです。エスプレッソと同様に、リストレットはエスプレッソマシンを使用して抽出されますが、エスプレッソの半分の量の水を使用して抽出されるため、濃厚な風味が特徴です。 |
エスプレッソ/ ショートブラック | エスプレッソは、エスプレッソマシンを使用して、お湯を高圧でコーヒー豆に通すことで作られます。このプロセスにより、短時間で濃厚なコーヒーが抽出されます。 |
ロングブラック | エスプレッソベースのコーヒーにお湯を加えて作られるドリンクです。ロングブラックは、エスプレッソの濃厚な味わいを保ちつつ、より多くの量を楽しむことができる選択肢として人気があります。 |
ドッピオ | イタリア語で「ダブル」という意味であり、エスプレッソの倍量を指す言葉です。具体的には、通常のエスプレッソショットの倍量のコーヒーが含まれています。エスプレッソをより濃厚に楽しみたい人や、カフェインを多く摂取したい人に向けて提供されることがあります。 |
マキアート | イタリア語で「Manchado」または「斑点のついた」という意味を持ち、エスプレッソに少量のミルクを加えたコーヒードリンクです。エスプレッソの風味を保ちつつ、ミルクの風味を感じることができるドリンクです。 |
フラットホワイト | オーストラリアとニュージーランドを起源とするコーヒードリンクで、エスプレッソベースのドリンクにスチームミルクを加えたものです。エスプレッソの風味を保ちつつ、ミルクのクリーミーな風味も楽しむことができる人気のあるコーヒーです。 |
ラテ | エスプレッソベースのコーヒードリンクにスチームミルクを加えた物で、ミルクフォームが約1センチ乗っています。ラテは、エスプレッソの濃厚な風味をマイルクの滑らかさで和らげ、バランスの取れた味わいを提供します |
カプチーノ | エスプレッソ、スチームミルク、ミルクフォームの3つの層から成る、イタリア発祥のクラシックなコーヒードリンクで、プラスチョコレートパウダーが表面にパラパラとかけてあります。 |
モカ | エスプレッソ、チョコレート、スチームミルク、ミルクフォームが組み合わさった、甘くて風味豊かなコーヒードリンクです。モカは、コーヒーとチョコレートの絶妙な組み合わせが特徴であり、濃厚な味わいを楽しむことができます。 |
カフェ文化が進んでいるオーストラリアではカフェやレストランの募集が多く、移民や留学生、ワーキングホリデー渡航者がオーストラリアで仕事(アルバイト)をする際、カフェやレストランでのアルバイトを希望しています。
バリスタのコースを修了するとコースを受講したという証明書(Certificate)を取得します。
証明書はバリスタの仕事に関する知識と技術がどれほどあるのかを見極める判断材料の一つとして利用されているため、このバリスタ証明があると仕事が探しやすくなります。
求人情報サイトSEEKによるとBaristaの時給は25〜35ドルとなっており、バリスタとして働くことでオーストラリアでの生活は十分に可能です。
カフェで長期間働き、知識、スキル、お金を貯めて日本帰国後にカフェをオープンされる方もいらっしゃいます。
日本では昔ながらの喫茶店や、大手コーヒーチェーンがカフェ市場を独占しているので、オーストラリア(ヨーロッパ)のコーヒー文化を新しく持ち込むことで日本ではまだまだ成長余地のある新しいカテゴリーになっていると推測することができます。
Lexis English(レクシス・イングリッシュ)はオーストラリア全土に7キャンパスを展開しており、主要都市のみならずヌーサやサンシャインコーストなどの観光地にもキャンパスがあるため、自然やビーチなどオーストラリアでしかできない留学体験が可能な学校です。
また、生徒一人一人と個人面談をおこない、個々の学習成果や苦手な部分を把握した上で授業が進められていくので、効率よく英語が学べる学校として世界中から生徒さんが集まっています。
レクシスでは英語コースのみならず、調理専門学校・ビューティ専門学校、TESOL専門学校もあるので、将来のキャリアを考えて英語コースから専門コースへパスウェイ(英語の試験免除)で進学も可能です。
開始日 | 毎月 第1月曜日 |
コース期間 | 2週間 |
開講キャンパス | ブリスベン校 ・ ヌーサ校 |
時間割 | 月―金 8:30 am – 12:45 pm |
英語条件 | Intermediate Level (中級以上) |
ビザの種類 | ワーキングホリデー ・ 学生・観光 |
コース料金 | $900 |
クラスサイズ | 1クラス6-12人(最低6名様のお申込みがあれば開講されます) |
月曜日から金曜日の8:30-12:45まで、週20時間の対面式授業で、1週目にコーヒーについての基礎知識と実技練習をし、2週目からは実技と実践販売を行います。
レクシスのバリスタコースはラテアートだけでなく、接客や衛生管理、在庫管理など実際のカフェで働く上で必要な知識と技術を全て身につけることができるプラグラム構成となっています。
プログラム内容の一例をご紹介いたします。
また、クラスは最大12人と小規模で行われている為、個々の生徒が講師からマンツーマンの技術指導を受けることができスキルアップにも効果的です。
写真の真ん中に座っているのがLexisのバリスタ講師Meganです。
コーヒーへの愛情はもちろんのこと、講師としてもプロフェッショナルなMeaganはクイーンズランド州のさまざまなカフェに勤務し、マネージャーとしてスタッフ指導の経験も豊富です。
また、家族でクーンズランド州のレッドクリフに「Over There Cafe」をオープンし自身のカフェでのトレーナーも勤め、大人気のカフェに成長させています。
マネージャーとして指導する中で、教えることがすぐに大好きになり、Lexisのバリスタ講師となりました。
私のトレーニングでは、コミュニケーションとチームでの協力に重点を置いています。特にコーヒーを淹れる作業やホスピタリティ業界での勤務においては、チーム内でのコミュニケーションは非常に重要です。
新しい国で仕事を見つけることは非常に緊張することです。だからこそ、どのようにして生徒をサポートできるかを常に考えており、Lexisのバリスタコースを受講した生徒は2週間のコース修了後も私と連絡を取れるようにしています。
私はコーヒーへの情熱と愛情を持っており、講師として生徒に教えることも大好きです!
アセスメント(課題)を講師やクラスメイトと一緒に進めていきます。
バリスタのとしての技術やラテアートだけでなく、コーヒーの基礎知識もしっかりと学びます。
レクシスのバリスタコースでは20種類以上のコーヒーを全て練習するため、1週目に座学と実技の練習を行い、2週目にはレクシスの生徒やスタッフを相手に実践練習でスキルを磨いていきます。
レクシスでは実践的ですぐに役立つ人材育成をしているため、コーヒーも一度にたくさんのオーダーを受けた場合を想定して作っていきます。
実際のカフェでは仕事前やランチタイムにお客様が多く効率よく正確にコーヒーを提供していく必要があるので、すべてのメニューと作り方を覚え、講師からのマンツーマンの指導を受けながら練習していきます。
講師のMeaganは分かりやすく丁寧に教えてくれるので、生徒さんもリラックスしながら練習ができますよ。
生徒さんが作ったコーヒーは練習中とは思えない程の出来映えでです。
休憩時間やランチライムにはレクシスの生徒さんやスタッフがコーヒーや軽食を買いにきます。
生徒さんはオーダーを受け、現金やカードでの支払い対応、バリスタにオーダーを伝えて、コーヒーを提供する一連の流れを限られた時間で素早く行なっていきます。
短い休憩時間に生徒さんが集まる為、15分で50人分のコーヒーを提供することもあるとは驚きです。
実際のカフェで働く時と同じ状況で練習をすることで、現場に出た時の即戦力になります。
バリスタコースを受講するには中級レベル以上の家語力が必要となりますが、英語初心者の方でもレクシスの一般英語コースに通ってからバリスタコースに通うことが可能です。
どのくらいの期間英語を勉強する必要があるかは、ご自身の現在の英語レベルによって変わりますので、ご相談ください。
以下の記事でもバリスタ資格コースについて詳しく解説していますので、参考にしてみてください。