これから留学する予定の方にとって悩ましい問題の一つに、留学している時のお金のやりとりをどうするか?というものがございます。
もちろん現金で何百万円もの大金を持っていくのは、防犯的にも利便性の点でもNGですし、空港にある銀行の両替レート破損してしまう可能性があるため、他のお得な送金方法などを利用した方が賢明です。
留学中は日本の口座を利用することができないので、多くの方はオーストラリアで銀行口座を解説すると思いますが、その口座への入金方法や日本とのお金のやりとりなどお得な海外送金の方法をご紹介いたします。
海外へ送金する方法や現地のATMからお金を引き出す方法には以下のようなものがあります。
通常考えられる方法としては、日本の大手銀行(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行など)からオーストラリアで開設した銀行口座に送金するという方法です。
基本的には海外送金には以下の手数料が必要になります。
例えば、大手銀行からオーストラリアの銀行に10万円海外送金する場合は4000円〜6000円費用が必要になります。
また、着金までの日数は数日から1週間程度かかります。
こちらは比較的簡単で、VISAやMasterCardなどのクレジットカードを利用して現地のATMから現金を引き出す方法になります。
デメリットとしては、引き出し限度額が決まっていることと、ATM利用手数料が必要になることですが、普通に利用される分には特に影響はないでしょう。
また、そもそもATMがないと利用することはできませんが、最近では空港や街中でもどこにでも存在しているので田舎で生活をする人を除けば特に不自由することはないと思います。
手数料は0.15%程度のものもあるため、ATM手数料や利息を含めても数百円程度の手数料で利用することができるので、海外で現地通貨を引き出すお得な方法といえるでしょう。
国際キャッシュカードは海外のATMで現地の通貨を引き出すことができるカードです。
手数料は1.6〜3%程度かかりますので、10万円引き出す場合の手数料は2000円〜4000円かかります。
ここ最近では国際キャッシュカードの改悪が続いており、手数料もクレジットカードの海外キャッシングに比べると高くなってしまう傾向があります。
キャッシュパスポート、トラベルマネーなどの海外プリペイドカードは事前にお金をチャージして置いて、決済で利用したり、現地で通貨を引き出すことができるカードです。
こちらは手数料が4〜5%と高めなのであまりお勧めはしておりません。
例外として、マネパカードの手数料は1.5%程度なので、10万円送金する場合の手数料は1500円程度になります。
マネパカードは、最大5通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル)をカードにチャージすることができる海外プリペイドカードで、世界210以上の国や地域のMasterCard(マスターカード)の加盟店で買い物をしたり、対応しているATMで現地通貨を引き出すことができます。
送金したい人同士をマッチング(日本円をドルに変えたい人とドルを日本円位変えたい人をマッチング)させ、海外送金していた経路を国内送金にすることで、銀行の海外送金より手数料を数千円から数万円抑えることができるサービスです。
例えば10万円を送金する場合の手数料は、800円程度で済みますので、手数料という観点で見ると現在最もお得な送金方法かもしれません。
送金から着金までの日数は数日必要ですが、手数料が安いので、大きな金額を送金する場合にはオススメの海外送金方法です。
以上がワーホリ・留学中にお金のやりくりをする方法になります。オススメの方法としては、渡航後すぐに必要になる現金は最小限にし、基本的にはクレジットカードの海外キャッシングを利用し、生活資金はTransferWiseで送金するという方法が最も無駄な費用を省くことができるかと思います。
何度も銀行送金や現金を両替すると余計な手数料がかかってきますので(積み重なると結構な金額に、、、)なるべくお得な方法でお金のやりくりをして賢い留学生活を送りましょう。