【オーストラリア留学】ホスピタリティー業界の達人マネージャー・調理師を目指す！

ホスピタリティーとは

現代では、” ホスピタリティー “といえば、
丁重なおもてなし、歓待の精神という意味で認識されています。

歴史的背景

ホスピタリーティーという言語には、
ラテン語「Hostis＝よそ者」から由来しており、
はるか昔のローマ人が他人(よそ者)と良い関係性の築いてきた事から
「優れた客人歓待をする者」という意味合いがいホスピタリティという言葉に残っていると言われています。

サービス・ホスピタリティーの違い

日本では、お客さんにおもてなしをするにあたっても”サービス”という言葉も使用されており、
ホスピタリティーとサービスの言葉を一色担に認識してしまっている傾向があります。

実はサービスという言葉は、ラテン語の “Servus” から由来しており、
Servusの元々の意味合いでは、”奴隷” と意味を持ちます。
主人から支持される事、すなわちマニュアル業務を的確こなす事を”サービス”と呼びます。

マニュアルを確実に行う事も大事な仕事ですが、
仕事をして行く中で、マニュアルに載っていない事
指示をされた訳ではないけれど、
お客様が求めている事を察知し・どういう風に対応するとお客様がハッピーになってもらえるか
そういった事をコンセプトに考え行動する事をホスピタリティーと呼びます。

日本より柔軟さが求められる海外でサービス業で働くには、
ホスピタリティーの知識やスキルを学ぶ事は、間違いなく強みになると言えるでしょう。

オーストラリアでホスピタリティーコースを受ける

オーストラリアでは、VETコース(Vocational Educational Training course)と呼ばれた、
職業に直結した技術や知識を学ぶ事ができる教育機関がたくさんあります。

教育機関は主に、州立・私立の2つあります。
様々なコースが提供されている中でも、接客業・サービス業で働きたいという方には
ホスピタリティーマネージメントコースがとても人気があります。

どんな学校・コースがあるのか？

オーストラリアで最も知名度の高く・ローカルの人たちも通う、
州立の職業訓練学校・TAFEで提供されているホスピタティーコースをご説明します。
それぞれの都市にTAFEがあるのですが、その中でも、クイーンズランドにあるTAFEをご紹介します。

このコースでは、ホースピタリティー知識・スキルを学び
実際働いている場面で起こりうる問題に対してチームで対応できる能力を身につける事や
スタッフのスケジュール管理・予算・マーケティング・人事マネージメントなど
経営をする際に必要なマネージメントスキルを取得する事ができます。

もちろんスキルだけではなく、経験も必要となりますが、この資格を持つことで
カフェ・レストラン・ホテルマネージャーなど、ウエイトレスからキャリアアップを狙う事ができます。

プラスアルファー

もちろん将来サービス業界でのマネージメントを考えている方にピッタリなコースですが、
実はオーストラリアでは、他の技術スキルコースと合わせて就学するケースが多いです。
例えば、

調理師/パティシエの技術コース + ホスピタリティーマネージメントコース

とセットアップでコースを受ける事で、マネージメントだけではなく、
レストランやカフェなどを運営する全ての知識・技術を取得する事が可能です。

調理師コース

パティシエコース

理想のコースの流れ

▼STEP 00 : General English
語学学校で一般英語を学ぶ
▼STEP 01  : Certificate Ⅳ Commercial Cookery
TAFEで調理師/パティシエのスキルを学ぶ
▼STEP 02  : Diploma of Hospitality of Management
TAFEでホスピタリティー・マネージメントの事を学ぶ

パッケージにしてコースを受けるメリット

ホスピタリティーコースだけをうけるのではなく、
調理師・パティシエコースをパッケージで就学する事によって
後に卒業ビザの取得や永住権の取得可能性もあります。

仕事のチャンスも広がるのは大前提に、オーストラリアで自分のお店を開業する事もできます。

他のホスピタリティーコース

今回TAFEが提供しているホスピタリティー・マネージメントと調理師の資格をご紹介しましたが、
私立学校で、少し費用を抑えたプランもあり、別記事でご案内しています。

気になる方は・・・こちら
オーストラリア留学「ホスピタリティーコース」について

他にも、ホスピタリティーを就学する事ができる学校は沢山ありますので、
一度お問い合わせください。