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オーストラリア ワーキングホリデー制度のメリットとデメリット総まとめ

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オーストラリアは、ワーキングホリデーは、大きなメリットもある一方で、デメリットもあります。

そこで、こちらのページでは、オーストラリア ワーキングホリデー制度のメリットとデメリットをまとめてご紹介します!

オーストラリアでワーキングホリデーすべき理由についてはこちらのページで紹介しているので、合わせてご覧ください。

ワーキングホリデー渡航先としてオーストラリアは人気

オーストラリアはワーホリの渡航先として非常に人気で、日本人のワーホリ渡航者数は、毎年10,000人以上の日本人がワーキングホリデービザでオーストラリアへ渡航しています。

2023年度現在、日本は以下の29カ国とワーホリ制度の協定を結んでいます。

オーストラリア カナダ ニュージーランド 韓国 フランス ドイツ
イギリス アイルランド デンマーク 台湾 香港 ノルウェー
ポーランド ポルトガル スロバキア オーストリア ハンガリー スペイン
アルゼンチン チェコ チリ アイスランド リトアニア スウェーデン
エストニア オランダ イタリア フィンランド ラトビア

こんなに沢山の国とワーホリ協定を結んでいるのにも関わらず、実はオーストラリアがワーホリ人気国・留学先として人気ナンバーワンです。

デメリットが少なく、メリットが非常に多いことからオーストラリアをワーホリ先として選んでいるのではと思います。

オーストラリアは、メルボルンやゴールドコースト、シドニーなど魅力的な都市が多いです。

こちらで、ワーホリに最適な都市も比較して紹介しているので、合わせてご覧ください。

オーストラリアワーキングホリデーのメリット

オーストラリアでのワーホリで考えられるメリットを5項目でまとめてみましたので参考にしてみてください。

  1. 仕事(給料)
  2. 費用
  3. 勉強
  4. 住みやすさ
  5. 旅行

オーストラリアは最低賃金世界一!稼げるのが大きなメリット

オーストラリアの大きなメリットは、最低時給が$23.23ドル(2023年時点)と世界一高いことです!

日本円にすると約2200円程度ですのでワーホリや留学で使ったお金を働いて取り戻したり、貯金をして海外旅行を楽しむこともできます。

オーストラリアワーホリでは、人気のカフェやレストランのお仕事からホテル、マッサージ、ツアーガイド、美容師、アパレル、お土産屋、農業(ファーム)まで様々なジャンルの仕事があります。

英語力や過去の就労経験がアピールできれば、仕事の選択肢は広がり、採用されやすくなりますよ!

どういう仕事でどれくらい稼げるのか?こちらのページでまとめているので、合わせてご覧ください。

ワーキングホリデーは就労時間の規制が無い

ワーキングホリデービザは就労時間の時間制限はなく、学生ビザでも週20時間(1ヶ月80時間迄)であれば働けるというのがオーストラリアのワーホリの特徴です。

アメリカやその他の国では学生ビザでの就労は禁止されていますが、オーストラリアでは働いて学費を賄うことも可能です。

学生ビザとの違いはこちらのページで紹介しているので、詳しくはこちらをご覧ください。

オーストラリアワーホリでは「日本人」というメリットもある

オーストラリアでの日本人のイメージは「日本人は真面目で礼儀正しい。信頼して仕事を任せられる人が多い!」と良いです。

日本人に対して良い印象を持っている人が多く「日本人だから採用しない」ということはまずありません。

仕事に対するやる気や今までの経験をアピールし採用したいと思わせる人柄が相手に伝われば今までに経験したことのない仕事にもチャレンジできることでしょう。

オーストラリアワーホリは費用メリットもある

オーストラリアは工夫をすれば留学費用を抑えてワーホリできるのもメリットです。

確かに家賃や、外食の費用は日本と比べるとオーストラリアは少し高いと感じるかもしれません。

ただ先ほどご紹介の通り、オーストラリアの最低時給は23ドル以上であり、ワーホリや留学でオーストラリアに来た場合はアルバイトをすることで日本の倍以上はお金を稼げる可能性があります。

比較的安いシェアハウスに住んだり、自炊やレストランでアルバイトをして賄いをもらったりすると、食費をかなり抑えられます・

さらに、オーストラリアのスーパーは日本と変わらないくらい安く食料品や生活用品が手に入るので、費用を抑えてワーホリできるのもメリットですよ!

オーストラリアワーホリでは英語の勉強環境が整っている語学学校が多い

オーストラリアは他国と比べても教育水準が非常に高く、世界の大学ランキングでも上位にランクインする大学もあります。

移民や留学生も多いことから語学学校の数も多く、教育の質に関しても語学学校間での競争が激しく、更にはオーストラリアの法律であるESOS(Education Services for Overseas Students)=教育サービス法により、語学学校の設備やカリキュラムの品質は常にオーストラリア政府にチェックされている為、質の高い学校が多いのも特徴です。

また、各都市にそれぞれ特徴を持った学校がたくさんあります。

オーストラリアに留学される方は幅広い選択肢の中から自分に合った語学学校に通うことができますよ!

オーストラリアの語学学校は雰囲気が良く溶け込みやすい

オーストラリアでは多国籍なクラスメイトと一緒に楽しく英語を学べる雰囲気があり、語学学校が企画するアクティビティー(課外活動)であったり授業以外でも友達と過ごすことで、友情を深めたり、英語力を様々な角度から伸ばすことが期待できます。

またオーストラリアは図書館も充実しており各都市に無料Wi-fiやパソコンがある図書館があるので、放課後や週末にクラスメイトと勉強したい時などに利用することができ、学習環境が整っていると言えるでしょう。

オーストラリアは住みやすいのがメリット

オーストラリアは住みやすい国としても有名で、毎年多くの人がオーストラリア移住を目指して入国されます。

英経済誌「エコノミスト」の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」が毎年発表する「世界の都市の住みやすい都市ランキング」でオーストラリアの都市も毎年上位にランクインします。

世界で住みやすい都市ランキング2024

  • 1位 ウィーン(オーストリア)
  • 2位 コペンハーゲン,(デンマーク)
  • 3位 メルボルン(オーストラリア)
  • 4位 シドニー(オーストラリア)
  • 5位 バンクーバー(カナダ)
  • 6位 チューリッヒ(スイス)
  • 7位 カルガリー(カナダ)
  • 8位 ジェネバ(スイス)
  • 9位 トロント(カナダ)
  • 10位 大阪(日本)

過去に7年連続メルボルンが1位を死守してきた時代もございました。

2023年は3位とランクを下げましたが、TOP3にランクインしています。

メルボルン以外でもシドニーが4位へランクインしており、オーストラリアの都市は世界的に見ても住みやすい都市が多いことがわかると思います。

なぜオーストラリアは住みやすい都市にランクインされるの?

オーストラリアの都市は、教育の質の高さ・公共交通機関の充実・医療制度が整っていることから上位にランクインしています。

普段の生活を見ても買い物する場所も多いですし、食事も様々な国のレストランがありますのでオーストラリアで世界各国の料理を楽しむなんてこともできてしまいます。

多国籍で様々なバックグラウンドの方が住んでいるので、差別なども少なくそれぞれの個性を尊重し思い合えるおおらかな国民性だと言えます。

オーストライラワーホリ中に旅行できるメリットもある!

せっかくワーキングホリデーするなら、場所に旅行したいですよね!

ワーホリの最後にラウンドされる方も多いですし、帰国前にオーストラリア周辺やアジアに旅行して帰る方もたくさんいます。

オーストラリアには各都市にそれぞれ魅力がありますし、グレートバリアリーフやエアーズロックなど世界に誇れる観光地がたくさんあります。

大自然から綺麗な海、おしゃれな町並みまでオーストラリアで訪れたい場所は本当にたくさんあります。

国外に関してもインドネシアのバリ、ニュージーランド、ニューカレドニア、バヌアツなど人気の場所にも日本より安く早く行くことができます。

オーストラリアワーキングホリデーのデメリット

次に、オーストラリア国内でワーキングホリデーするにあたってのデメリットをご紹介します。

1. 勉強についてのデメリット

英語学習に関してのデメリットはオーストラリアにはないと思いますが、強いて1つ挙げるとしたら日本人留学生の数はどの都市にもいて、都市部の人気都市は日本人も多いので本気で英語を伸ばしたいという方にとっては気になる点かもしれません。

ただ、アメリカ留学者数が年間2万人、オーストラリア留学者数は1万人弱なので、数としてはアメリカに居る日本人留学生の半数くらいになります。

英語環境の作り方は結局自分次第

ただ、留学経験者が良く言う、英語力UPで大事なポイントは、自分自身を英語環境に押し出し、日本人コミュニティーに甘えず、努力する事が重要になりますので、日本人が多い・少ない関係なく目的を持って過ごせば特に気になる事はありません。

日本人の多さという点ではカナダ・フィリピン・アメリカなど人気の国では日本人を避けられない状況でしょうし、日本人が少なくてもその日本人の中で過ごせば意味がありませんし、多い環境でも上手くバランスを保って行けば外国人とも日本人とも英語を伸ばしながら仲良く過ごすことができるでしょう。

2. 仕事についてのデメリット

仕事のデメリットとして考えられるのは、ローカルカフェなどローカルの仕事に就きたいとお考えの方にとっては英語力が足りずローカルジョブに就業できない問題は比較的早くに実現する壁になってくるでしょう。

これはデメリットと言うよりどの国でも同じ状況ですが、働くにあたって英語でコミュニケーションが取れない人を会社が採用することは無いです。

同じくらい経験があって仕事ができる人で、英語が上級の人と初級の人であれば当然前者を採用しますよね?

英語力が0だけどワーホリに行ってローカルで働きたいというのはなかなか現実的には厳しいかもしれません。

もちろん努力であったり友達の紹介で働くとも可能ですが、現地に行って希望の仕事が見つからないということがないようにまずは語学学校で英語力を伸ばし英語を使うことに慣れる事をオススメします。

3. 住みやすさについてのデメリット

先程のランキングでオーストラリアは住みやすい都市が上位にランクインしているという話をしましたが、デメリットを挙げると2点ございます。

  1. シェアハウス生活が合わない(海外生活では(学生・ワーホリ)当たり前)
  2. お店(レストランやカフェも)閉まるのが日本と比べて早い

シェアハウスに関しては、実家住まい、一人暮らしが長い方にとっては初めてのシェアハウスで他人と住むというのは慣れない経験であり多少困ることも出てくるかもしれません。ただ他国の文化の違いを知って、交流することで視野が広がり、大きな経験となることでしょう。

オーストラリアのお店は夕方5時〜7時には閉まってしまいますし、カフェは16時頃には閉まってしまう店が多いです。

日本のように気軽に夜まで買い物したり出かけたりというのは少し難しくなるかもしれません。

なぜ早くにお店が閉まるかというと、オーストラリアではライフワークバランスを大事にしているためです。

家族との時間を大事にしており、日本のように長時間残業したり過酷な労働環境で働くというのが少ないので、日本の企業が見習うべき点であると言えます。

4. 費用についてのデメリット

費用のデメリットは家賃、外食費用が高くつくという点です。シェアハウスでは日本の一人暮らしと変わらないくらいの家賃相場になりますし、外食が増えると貯金が難しくなるかもしれません。

これも先ほどメリットで述べたように、自炊をしたりアルバイトをすることで生活費に関しては特に不安なく過ごせますし、むしろ日本より多く貯金ができたという人も沢山いますのでオーストラリアで仕事をスタートすれば心配する必要もなくなるでしょう。

5. 旅行についてのデメリット

旅行に関するデメリットは特にはありませんが、オーストラリアは入国の際に食べ物などの持ち込みが大変厳しい国ですので注意が必要です。

うっかり禁止されている食べ物を申告せずに持ち込もうとして罰金が課せられる事もありますので、安全な国だからこそ厳しいということも意識しておくと良いでしょう。

オーストラリアのワーキングホリデーについて

日本人がワーキングホリデー制度を利用して滞在できる国は年々増えてはおりますが、英語圏でのワーホリに関してはやはりオーストラリア・カナダ・イギリスが人気となっており毎年沢山の人がワーキングホリデーで海外へと飛び立っています。

ワーキングホリデーについて以下の4ヶ国を比較してみていきましょう。

  1. オーストラリア
  2. カナダ
  3. イギリス
  4. ニュージーランド

ワーホリビザの条件

  • ワーホリ申請の年齢制限
  • 可能滞在期間
  • 語学学校での就学可能期間

まずは、ワーキングホリデービザを申請する上での条件を解説します。

ワーキングホリデービザを申請の年齢制限はある?

オーストラリア カナダ イギリス ニュージーランド
18〜30歳
(31歳の誕生日までに申請が必要)
18〜30歳
(31歳の誕生日までに申請が必要)
18〜30歳
(31歳の誕生日までに申請が必要)
18〜30歳
(31歳の誕生日までに申請が必要)

ワーキングホリデービザを申請できる年齢はどの国も18歳から30歳までとなっておりますので31歳の誕生日が来るとビザの取得ができなくなります。

オーストラリアとニュージランドはワーホリビザ発給数に上限はありませんが、イギリスは年間で1,000人までと狭き門になります。

各国で申請方法や申請時期も異なるため、必ず余裕を持ったワーキングホリデーの計画が必要となります。

ワーキングホリデーの可能滞在期間は?

オーストラリア カナダ イギリス ニュージーランド
1年間
(セカンドビザ取得可能)
(サードビザ取得可能)
1年間 2年間 1年間

オーストラリアのワーキングホリデーは1年間となっていますが、ファームジョブなどで一定期間働くことでセカンド/サードワーキングホリデービザと呼ばれる更に1~2年間滞在できる通称セカンドビザを取得することができます。

セカンドビザ取得できる国は現状オーストラリアのみとなりますので、長期間滞在したい人にとってはこの制度は大変魅力的です。

語学学校に通える期間とは?

オーストラリア カナダ イギリス ニュージーランド
4ヶ月まで 6ヶ月まで 制限なし 6ヶ月まで

ワーホリ滞在中での就学ですが、オーストラリアでは学校に通える期間は最大17週間(4ヶ月)までとなっておりますが、語学学校に4ヶ月通って残り8ヶ月で働きながら英語を勉強できる1年間のワーキングホリデーでは十分な期間でしょう。

ただ語学習得にはもちろん4ヶ月の就学では足りませんので、英語力が不安な方はまず学生ビザでしっかり語学学校に通い英語力を伸ばしていただいてワーキングホリデービザを取得し生活スタートするのがオススメです。

6ヶ月から1年間語学学校に通うと英語の基礎、会話やリスニングの基本能力が身に付くので、大きく英語力が伸びたと実感できるでしょう。

ワーキングホリデー中に就労条件とは?

オーストラリア カナダ イギリス ニュージーランド
同一雇用主の元で6ヶ月以内 制限なし 制限なし 制限なし

就労に関してはどの国も制限なく働けますが、オーストラリアの場合は同じ職場で半年までしか働けませんので半年を過ぎると他の職場を探す必要が出てきます。経験を積むという意味でも2つの職場を経験することは良いことだと思いますので、半年を目処にステップアップできる仕事探しをしてみてはいかがでしょうか。

さいごに

オーストラリアのワーキングホリデーのメリット・デメリットをまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?

どの国にも良い点・悪い点は必ずあり、その国の文化や生活スタイルを理解して合わせていくことでオーストラリア生活にも慣れていきます。

「When in Roma, do as a Roman’s do = 郷に入っては郷に従え」ということわざがあるように、オーストラリアではオーストラリアの生活に馴染む努力をしましょう。

ワーキングホリデーのメリット・デメリットのどちらも理解した上で渡航される事をお勧め致します。とは言ってもオーストラリアのワーキングホリデーではメリットの方が多く、日本人の方にとっても安心して海外生活が送れるという点が人気の理由です。

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