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オーストラリアの大学

オーストラリア大学に入学する為に必要な英語能力

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オーストラリアの大学に進学する

近年、日本での進学ではなく、海外の専門学校や大学に進学をご検討される方が増加傾向にあります。

履歴書社会である日本でさえも、経験・技術スキル・クリティカルシンキングなどのスキルを持つ人材雇用が重視されるようになってきています。

そこで、海外で進学する上でどういった事を準備しておかないといけないのか、特に英語力についてを解説します。

【オーストラリアで大学進学】英語力入学条件

オーストラリアの大学を入学をするには、基本的に日本のような大学入試はありません。

ただし、海外で進学するには一定の英語力を身につけた上で、専門学科コースに問題なくついていけるという事を証明しなければなりません。

それでは、大学に入学する為にどうやって自身の英語能力を証明するのかをご紹介します。

出願時に英語能力証明を提出する

希望の大学・専門学科を選択した上で、出願の準備をする必要があります。

そこで、いくつか必要な書類が必要となりますが、その中でも必ず必要となるのは以下の3つです。

  1. 最終学歴書(英文)
  2. 成績証明証(英文)
  3. 英語能力証明証(公式IELTSテストなどのスコア)

基本的に大学レベルの学科コースに入学する場合は、IELTS(アイエルツ)6.0/6.5以上のスコアを取得する必要があります。

ただし、各分野で専門スキルに対して入学条件となる英語力のスコアが変動する場合があります。

その為、希望の大学の専門学科コースページに必ず事前に確認するようにしましょう。

「TOEICや英検」英語能力証明書として使えない

日本の企業での就職などに使用されている英検やTOEICなどの公式試験・英語能力証明書は、実は基本的には海外の進学時には使用できません。

海外では英語能力証明として一切通用しない理由は、実用的英語能力を図るには内容が不十分だと考えられているからです。

それでは、どのような英語能力判定テストが使用可能なのかご紹介します。

>> IELTS(アイエルツ)とTOEIC・TOEFLの違い。英語上達する為にはどちらを受験するべき? <<

海外で大学進学!利用可能な英語能力試験リスト一覧

一般的にオーストラリアで1番メジャーなテストはIELTSです。

IELTS公式テストが大学進学などの英語能力判定として使用されていますが、IELTS以外にも英語能力証明として利用される公式テストがいくつかございます。

  • IELTS(アイエルツ)
  • TOEFL(トーフル)
  • PTE(ピーティーイー)
  • OET(オーイーティー)

IELTS(アイエルツ)

近年、ようやく日本でも馴染みが出てきている英語公式テスト「IELTS・アイエルツ

実は世界では、英語能力判定として最も有名なテストで、且つ英語能力の証明として信頼度が高いです。

IELTSは大学入学時の英語能力証明として使われているだけではなく、主に海外移住する際に、ビザ申請に英語能力を問われる場合があり、その時の証明としてIELTSを使用する事が可能です。

IELTSの特徴

  • スピーキング・ライティング・リスニング・リーディングの4技能
  • スピーキングは対面式面接
  • 他の3技能に関しては、会場での筆記試験か会場でのコンピュター試験が選択可能
  • アカデミックとジェネラルの2つのモジュールがあり、使用用途によって選択する

IELTSって何?

IELTS試験を受ける前に知っておくべきポイントを4つ分けて徹底解説しています!

事前にIELTS検定を理解しておく事でスムーズなスタートダッシュができる事は勿論、ハイスコアを狙う事への第一歩になります!

IELTSの詳しい情報は以下のリンクからご確認頂けます。

IELTS検定マスターシリーズ①
>> IELTSとは?IELTS検定試験の特徴について解説!<<

IELTS検定マスターシリーズ②
>> IELTSとTOEIC・TOEFLの違い。英語上達する為にはどちらを受験するべき?<<

IELTS検定マスターシリーズ③
>> IELTS検定試験を受験しよう!<<


IELTS検定マスターシリーズ④
>> IELTS検定の試験内容・出題問題について <<

TOEFL(トーフル)

日本では様々な場面でアメリカの影響が大きくある事から、昔から割と馴染みのある「TOEFL

日本の学校ではアメリカ英語を学習している為、大学進学先にはアメリカに行くという事が多いのではないでしょうか。

TOEFLは、主に米国やカナダの大学・大学院に入学する際に必要とされる英語能力証明とし有名です。

近年ではオーストラリアでも提出可能な大学も増えています。

TOEFLの特徴

  • スピーキング・ライティング・リスニング・リーディングの4技能
  • 4技能全てにおいて会場でのコンピュターで行う
  • リーディングの問題数が毎回変わる
  • リスニングとリーディングがリンクした複合問題あり

PTE(ピーティーイー)

PTE」は他の英語能力判定テストと比較するとまだまだ歴史が浅く、ここ何年間で有名になったテストです。

現在イギリス・オーストラリア・ニュージランド・カナダなどで大学進学の際に使用されています。

ビザの用途で使用できるのは今のところ、オーストラリアとニュージンランドのみとなっています。

PTEの特徴

  • スピーキング・ライティング・リスニング・リーディングの4技能
  • 4技能全てにおいて会場でのコンピュターで行う
  • テスト結果が1-5営業日で届く
  • 文法や綴りに関して判定が比較的優しい

OET(オーイーティー)

他の英語能力判定と違って、医療の現場に携わる人向けにつくられた英語能力テストです。

医療の現場で使う英語は非常に特殊な単語などが多く、一般英語やアカデミックでもあまり見受けられない内容です。

他の公式英語能力判定テストを受験される事が可能ですが、今後のお仕事の現場でスムーズになるようにと、看護学科などを学習予定の方は、OETを選ばれる事もあります。

OTEの特徴

  • 医療従事者につくられた英語能力判定テスト
  • スピーキング・ライティング・リスニング・リーディングの4技能
  • 内容は、医療現場の日常業務で使う英語
  • スピーキングは、ロールプレイ式です。
    面接官が患者や介護者など演じるので、医療従事者として対応しなければなりません。

【確認方法の例】専門コースの英語条件の確認方法

例えば、Griffith University・グリフィス大学看護学を専攻したい場合を確認してみましょう。

以下の画像のように、大学公式コースページのトップあたりにも記載がある場合があります。


また、「English Requirement」の英語入学条件欄に、テストの種類や詳細などが記載されています。

確認するべき点は、公式英語能力テストの名称・本コースに入学する為に必要なスコアです。

 

(例)
「minimum overall band score of 7.0 on IELTS (Academic) with no sub-score of less than 7.0」

この場合のIELTS公式テストの入学条件は、

  • IELTS7.0の取得
  • IELTSアカデミックモジュール指定
  • 4つの技能・各セクション7.0以上である事
    セクション別で7.0以下の場合不可

どれか1つでも条件を満たさない場合入学ができません。

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