近年グローバル化が進む日本ですが、一度海外で働いてみたいと思い、留学・ワーキングホリデーに行く事を決意する方も増えています。
世界共通語の「英語」を利用して仕事をしてみたい!英語力をしっかり身につけて将来的に外資系で就職したいという方も多くいらっしゃいます。
オーストラリアは、留学生が英語を学びながら仕事をする事ができる環境である点が最大の魅力と言われています。
オーストラリアで仕事探しを行う上で知っておくべき情報をまとめてみました。
仕事が比較的探しやすい都市ランキング!ベスト3も合わせてご紹介します。
実は、世界中の全ての国が、留学生が滞在中に就労をする事許可しているわけではございません。
ただし、オーストラリアでは、就労ビザ以外での滞在者にも国内での就労を認めています。
では、就労ビザ以外にどういったビザだとオーストラリアで仕事をする事ができるのかご説明いたします。
ビザタイプ | 就労条件 |
---|---|
ワーキングホリデービザ | 時間制限なし |
学生ビザ | 2週間で48時間以内 |
再入国ができるようになった2022年度に、通称「コロナバブル」とも言われる程、オーストラリア国内での求人が溢れかえって、仕事探しが比較的簡単・スムーズな時期がございました。
ただし、2023年8月時点で、既に留学生の数はコロナ前と同じぐらいに戻ったとオーストラリアの政府から発表がございました。
要するに、入国が再度可能になってからの半年〜1年間以内の時期と比べて、仕事探しの倍率が現在は非常に上がっているという事になります。
※ただし、スキル必要・技術職や、農業などの地元民から人気が少ない仕事に関してはまだまだ人員不足状態です。
先ほどご説明した通り、留学生の数が増えているという事も大きな要因となっていますが、
コロナ期に非常事態・一時的な処置として作られた「パンデミックビザ」がもう一つの大きな理由になっていると言われています。
パンデミックビザは、コロナ期間にオーストラリア国内にいる方向けの救済措置ビザです。
母国に帰りたくても帰れない留学生に対して発給が行われていました。
ただし、パンデミックが終わってから2年間近く、パンデミックビザの申請が可能であった事が原因で、ワーキングホリデー制度が導入されていない国(インドや南米)からの留学生が増えました。
英語が堪能な方が増加した結果、仕事探しの競争率を更にあげたと言われています。
オーストラリア政府が8月末をもって新規の申請の受付を止めました。
その為、今後段階的にまた仕事難の問題も少しづつ緩和されていくでしょう。
結論、諦めなければ仕事を見つける事はできるでしょう。
ただし、仕事を見つけるまでの時間がどのぐらい要するかというのは、タイミングや個人差もあるのでお答えが難しいものになります。
そこで、できるだけ早く・スムーズに仕事を見つける為にはどうするべきなのか?
仕事探しの準備において、大切なキーワード3つをご紹介します。
英語を話せないからと言って、仕事が見つからないという事ではございません。
英語をあまり話せないくても、お皿洗いや清掃員など人と会話をしないお仕事もございます。
ただし、英語が話せない状態で準備をせず仕事探しを挑戦すると、仕事をゲットする機会も少ない・低収入の可能性も大とかなり過酷な留学生活になってしまう可能性もございます。
日本人の平均的な英語力レベルは、初級〜初中級〜中級(Elementary〜Pre-intermediate〜intermediate)です。
求人でウェイトレスやウェイターなど、コミュニケーションを行う仕事を行う為の英語力条件としてUpper-intermediateレベルが基準とされている事が多いです。
その為ワーキングホリデーの場合だと、最低10週間程度〜最大17週間の英語学習を推薦とされています。
よく語学学校のレベル分け
Elementary | 初級 |
---|---|
Pre-intermediate | 初中級 |
Intermediate | 中級 |
Upper-intermediate | 中上級 |
Advanced | 上級 |
上記の表は、クラス分けが5段階レベルでの記載です。
語学学校によっては6段階レベルやもっと多くのレベル段階で分けている語学学校もございます。
オーストラリア社会は、経験値を重視しています。
オーストラリアへ渡航する前に日本で飲食店でのアルバイトや、カフェ・バリスタ、今後現地で就きたいお仕事に合わせて、経験を積んでおく事お勧めします。
海外でのお仕事は思っている以上に大変です、最初はうまく言葉が出てこず、より一層難しさを増す気がしてしまう事もあるでしょう。
ただし、オーストラリアでは面接後にポテンシャルが高い人に向けてトライアルを行います。
トライアルとは、お仕事お試し期間のようなものです。
正式採用をする前に、雇用者・労働者が両者とも、希望にあった働き方・環境なのかを確認する為の採用制度です。
日本で経験値を作っておくことによって、言語力には最初は自信がないかもしれませんが、動き方などを理解しておく事によって採用される可能性がぐんっと上がります。
スムーズに仕事探しを行う為に必要な準備;
少なくともこの3つは下準備しておくと良いでしょう。
※タックスファイルナンバーの申請は、オーストラリア現地に到着後申請可能となります。
初めてオーストラリア留学にいかれる方に、知っておいて頂きたい就労の規則・英語力の目安・仕事の探し方・求人の見方などを以下の3つの記事で解説しています。
事前に理解しておく事で、オーストラリア到着後できるだけ早めに、スムーズにお仕事探しに挑む事が可能です。
お仕事の詳しい情報は以下のリンクからご確認頂けます。
お仕事探しマスターシリーズ Vol.1
>> 【英語初心者向け】オーストラリアでも安心の仕事の探し方 <<お仕事探しマスターシリーズ Vol.2
>>【お仕事探し】オーストラリアでローカルジョブにトライする為の求人情報の見つけ方 <<お仕事探しマスターシリーズ Vol.3
>> 【裏技】オーストラリア現地で仕事を探す方法 <<
オーストラリアで仕事を探しやすい都市ベスト3をご紹介します。
正式名称 | Sydney(シドニー) |
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州名 | New South Wales(ニューサウスウェールズ) |
広さ | 12,368 km² |
年間気温 | 夏:平均18〜26度前後 冬:平均8〜18度前後 |
日本との時差 | 通常時(4月中盤〜9月):1時間 サマータイム(10月〜4月):2時間 |
日本からのエア時間 | 成田〜直行便の場合:8時間40分程度 |
航空券代目安 | 6~10万円程度(片道 |
主に大きく分けて2つ、シドニーが仕事が見つけやすいのか理由をご紹介します。
シドニーはオーストラリアの最大としである事から、多くの商業施設・ビジネスが存在します。
人口もオーストラリア国内で最大となっており、多くの人が行き交う・暮らす環境である事から、働く場所や機会というものが溢れかえっています。
他の都市に比べてお仕事の幅も広く、オフィスワークなどのホスピタリティー関連以外のお仕事の求人もございます。
シドニーは、世界中の人が集まるエリアとなっており、様々な国の各業界の人達が「シドニー」を盛り上げています。
その事から、英語があまり流暢でない方も多かったりしますが移民を受け入れてくれる環境である為、仕事のチャンスを掴み取りやすいです。
正式名称 | Melbourne(メルボルン) |
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州名 | Victoria(ビクトリア州) |
広さ | 9,992 km² |
年間気温 | 夏:平均26度前後 冬:平均15度前後 |
日本との時差 | 通常時(4月中盤〜9月):1時間 サマータイム(10~4月上旬):2時間 |
日本からのエア時間 | 成田〜直行便の場合:10時間程度 |
航空券代目安 | 6~10万円程度(片道) |
主に大きく分けて2つ、メルボルンが仕事が見つけやすいのか理由をご紹介します。
メルボルンは、シドニーに比べて日系企業が少ないです。
ただし、ローカルののホスピタリティー企業がとても多く、比較的にローカル企業で働く機会が多くなるでしょう。
メルボルンは、すごくアーティスティックな街で暮らす人たちのセンスが高いです。
その為、スキル関連のお仕事の需要が高く、バリスタ・ネイリスト・調理師・美容師など技術者にとって比較的仕事探しが行いやすい環境です。
正式名称 | Brisbane(ブリスベン) |
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州名 | Queensland(クイーンズランド) |
広さ | 15,826 km² |
年間気温 | 夏:平均21〜29度前後 冬:平均10〜21度前後 |
日本との時差 | 1時間 |
日本からのエア時間 | 成田〜直行便の場合:9時間程度 |
航空券代目安 | 6~10万円程度(片道) |
ブリスベンがなぜ比較的仕事が見つけやすいのか、理由をご紹介します。
ブリスベンは、シドニーやメルボルンほど大きな街でございません。
ブリスベンの市内は比較的コンパクトな街のサイズです。
しかし、田舎都市に比べてブリスベンは、多くの大学・専門学校・語学学校が存在しており、飲食店も比較的多く存在します。
ただし、街のサイズ感が大都市に比べて半分ぐらいになると同時に、企業の数も半分になり求人の数は比較的限られてしまいます。
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