IELTS（アイエルツ）検定の試験内容・出題問題について

IELTS（アイエルツ）検定の試験内容・出題問題について

これまでIELTSについて、沢山お話しをいたしましたが、
いよいよファイナル！IELTSの試験内容についてご紹介いたします。

まだ今までのを読まれていない方は下記からどうぞ。

IELTS（アイエルツ）検定の試験構成について

IELTS検定試験は、次の2種類のトレーニングモジュールがございます。

1. General Training Module（ジェネラル トレーニング）
   IELTSジェネラルトレーニングでは、
   移住などを考えている方や私生活で使う英語能力を高めたい方向けで
   仕事や生活で必要とされる英語力を測る為、生活に関する問題が重点的に出題されます。
2. Academic Module（アカデミック トレーニング）
   IELTSアカデミックトレーニングでは、
   進学など考えている方が英語で就学する際に
   必要とされる英語力を測る為、学業などアカデミックの内容に関する問題が重点的に出題されます。

ジェネラルトレーニングとアカデミックトレーニングの違いとは？

実はジェネラルトレーニングかアカデミックトレーニングの試験内容は、問題が少し異なっています。

ただし全ての内容が異なるという訳ではありません。
4技能の内の2技能のReading（リーディング）とWrting（ライティング）の試験出題問題内容がモジュールによって違います。

出題問題内容が違うセクション1：Reading（リーディング）・読む

3つのセクションに分けられている40問で、所要時間は60分です。

3章の長文が用意されています。
1 ~ 3とだんだん内容が難しく・長くなっていきます。
穴埋め問題・選択問題・文章で解答する問題などが出題されます。
長文を短時間で読み解く読解力、文法力、語彙力が求められます。

出題問題内容が違うセクション2：Writing（ライティング）・書く

2つのセクションを60分で解答します。

以下の３つのスキルが重要となります。
出題の意味を正確に把握し、時間内に書き終えなければなりません。

1. 記述する「読解力」
2. 文章を伝える「表現力」
3. 論理的な文章を展開する「構成力・語彙力」

ジェネラルトレーニングとアカデミックトレーニングの共通点は？

ジェネラルトレーニングもアカデミックトレーニングの読み書きの出題問題内容が異なっているに対し、Listening（リスニング）とSpeaking（スピーキング）に関しては、出題問題内容は同じです。

出題問題内容が共通セクション1：Listening（リスニング）・聞く

4セクションで分けられている40問を、所要時間30分で解答します。
（解答を書き写す時間でプラス10分がとられる事が、特徴です。）

録音を聞きながら、問題集に書き込みます。

リスニンングの問題構成について

• 日常生活場面での2人以上の登場人物の会話
• 日常生活場面での独り芝居
• 教育場面での会話（4人まで登場）
• 教育場面での独り芝居

などの録音を聞いた後に、穴埋め問題や選択問題などが出題されます。
質問の意図を素早くわかる、読解力や早い会話についていく集中力などが必要とされます。

出題問題内容が共通セクション2：Speaking（スピーキング）・話す>

IELTSのスピーキングテストは、
コンピューター相手ではなく、人対人の対面式で試験が行われる事が特徴的です。
1人あたりの所要時間は、11分〜14分程度です。

スピーキングの試験内容・流れについて

1. 面接官から受験者へ質問
   仕事や勉強など個人の事、家族の事などを中心とした質問があります。
2. 面接官からカードを配布
   カードを読み・考える時間が少し与えられます。
3. カードに書かれた指示に合わせて3～4分間のスピーチ
   ※タイマーで話す時間を図られます。
   できるだけ長く話す事に意識する必要があります。
4. 面接官から受験者へ②で話したトピックに関連した深堀の質問

面接官によって質問内容や質問数は変わってきます。

試験管からの質問に対して流暢に正しく受け答えができるかや、会話力や表現力、説得力などの語学力が審査をされます。

IELTS（アイエルツ）の試験結果、自分のスコアの見方について

IELTSスコアは数字段階別で英語力について明記しています。

入学条件の際には指定の数字スコアが求められますので以下の情報をご参考にご確認ください。

英語力を上げるには、目標スコアを設定してIELTSの勉強を行うとなお良いでしょう。

IELTS（アイエルツ）試験未経験者はオーストラリアの語学学校で学ぶべき！

オーストラリアの多くの語学学校で、IELTS試験対策コースが開講しています。
語学学校に通ってIELTS特有の勉強方法を学ぶ事でスコア達成、英語力向上の近道になります。

語学学校でIELTS試験対策コースを受講するべき理由

1. IELTSの勉強方法や文章読解の手法にはスキルが必要になるので解き方や問題の傾向を学ぶことが出来る。
2. 膨大な量の単語やIELTS単語を習得する必要がある。
3. スピーキングテストの個人練習が出来ない。
4. 目標のIELTSスコアを達成する為に必要な要素を経験豊富な先生が教えてくれる。
5. 同じ目標を持った仲間たちと一緒に努力することでお互い能力を高め合える。

IELTS試験対策コースを開講する語学学校3選

IELTS試験対策コースを開講するお勧めの語学学校を紹介します。

①Lexis English（レクシスイングリッシュ）

Lexis Englishの学校情報について

Lexis EnglishのIELTS試験対策コース詳細と開講日

Lexis キャンパス詳細ページ一覧
ブリスベン・シドニー（マンリー）・パース
サンシャインコースト・ヌーサ・バイロンべイ　

②Langports English Language College （ラングポーツイングリッシュ ランゲージ カレッジ）

Langports English Language Collegeの学校情報について

Langports 各キャンパス詳細ページ一覧
ブリスベン・ゴールドコースト

Langports English Language CollegeのIELTS試験対策コース詳細と開講日

③Greenwich English College（グリニッジ イングリッシュ カレッジ）

Greenwich English Collegeの学校情報について

Greenwich 各キャンパス詳細ページ一覧
シドニー・メルボルン・ブリスベン・ゴールドコースト

Greenwich English CollegeのIELTS試験対策コース詳細と開講日

他にもIELTS試験対策コースを開講する語学学校は沢山ございます。
>> IELTS検定試験対策コースを開講している語学学校一覧 <<

（総まとめ）IELTS検定試験について

• IELTSはTOEICと異なり、スピーキング、ライティング科目を含む4科目で構成されている。
• 他の英語検定試験と比較すると、IELTSは実用的で世界中の教育期間で認定されている。
• 日本での認知度は低いが、英語圏各国ではメジャーで効果的な英語能力検定試験です。
• IELTSは海外留学での大学進学・専門学校進学、海外移住を目指す方が必要になる英語検定。
• スピーキング試験は対面式になるので受験者によって出題内容が異なる。
• IELTS点数の証明書の有効期限は2年間になります。
• 受験の年齢制限はなし（ただし、16歳以上が好ましいとされている）

初心者でもわかりやすい！IELTS（アイエルツ）検定について徹底解説

IELTS試験を受ける前に知っておくべきポイントを4つ分けて徹底解説しています！
事前にIELTS検定を理解しておく事でスムーズなスタートダッシュができる事は勿論、ハイスコアを狙う事への第一歩になります！
IELTSの詳しい情報は以下のリンクからご確認頂けます。

IELTS検定マスターシリーズ①
>> IELTSとは？IELTS検定試験の特徴について解説！<<

IELTS検定マスターシリーズ②
>> IELTSとTOEIC・TOEFLの違い。英語上達する為にはどちらを受験するべき？<<

IELTS検定マスターシリーズ③
>> IELTS検定試験を受験しよう！<<

IELTS検定マスターシリーズ④
>> IELTS検定の試験内容・出題問題について <<