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本記事は【留学・ワーホリの6ステップ】のSTEP3で、ワーキングホリデー準備・ビザ知識、渡航プランニングに必要な情報をまとめています。1〜6まで読んで頂ければ「自分は今何をしないといけなくて、留学プランニングどうやって立てていくべきなのか?」を理解していただだけます。
前記事【渡航決意】オーストラリア留学・ワーホリ準備を始める前にを読んで、ご自身が「学生ビザ」での語学留学と「ワーキングホリデービザ」での語学留学どちらにご興味があるかイメージは湧いてきましたでしょうか?
この記事では、オーストラリアのワーキングホリデー(ワーホリ)ビザについて、ワーホリとはどんな制度で、実際オーストラリアで何ができるのか、どのような人がワーホリでオーストラリアに渡航されているのかについて紹介致します。
ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が,その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し,二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。(引用:日本国外務省)
オーストラリアのワーキングホリデー制度は、18歳以上31歳未満までの青年が取得できる休暇目的のビザです。異なる土地、文化の中で休暇を楽しみながら、滞在資金を補うために労働の許可、現地生活に支障をきたさないように語学留学も4ヶ月まで可能となっています。
毎年10,000人以上の日本人がワーキングホリデービザでオーストラリアへ渡航しており、世界的に見てもオーストラリアのワーキングホリデー制度は人気になっています。
オーストラリアの治安の良さや気候の良さ、教育機関の充実、品質の高さが人気の理由で年間1万人程度の若者がオーストラリアへ渡航されています。LCC(格安航空会社)などの普及で航空券が安く取得できたり、Airbnbなどのサービスの登場で気軽に滞在先をブッキングできるような便利なサービスが渡航者数の増加にも繋がっています。
ワーキングホリデーは「大人の夏休み」とも称されるように、オーストラリアで活動する上で選択肢が多い事がメリットになります。ワーキングホリデービザの有効期間は1年間になるので、オーストラリア入国から1年間は働く&休暇を自由に行うことが出来ます。メリットを簡単にまとめると、
基本的には1年間、期間限定で自分のやりたい事をオーストラリアでチャレンジすることができる非常に優れたビザになります。
横田 大輔さん(答.. 治安が良く、家族を安心させられるから)
オーストラリアを渡航先に選んだ理由としては、まず第一にオーストラリアは治安が良いというのを沢山の方に聞いていて、最近アメリカとかフィリピンでは悲惨な銃撃事件とか多いので、親が(特に祖母がとても心配していて)留学に海外に行っている間も家族を安心させてあげられるかなとも思い、オーストラリアに渡航することにしました。
個人的にはオーストラリアにワーホリビザで渡航して働けば、オーストラリアは時給が高くて給与がいいので、ワーホリでいったら稼げるし、オーストラリア現地での生活費も賄えるかと思っていました。さらに言えば、日本の冬の時期(2月)に渡航だったので、オーストラリアは日本と比べると温暖な気候なのでオーストラリアにワーホリ渡航で決めました。
志萱夕夏子さん(答..時給が高くて、治安が良く一人でも出歩けるから)
過去にアメリカでの留学経験があったので今回はワーホリビザでオーストラリアに海外生活とか経験を積めればと思ってオーストラリア行きを決定しました。オーストラリアは他のワーホリできる国と違って働く場所も多いし求人も多いと聞いていましたので語学学校は2ヶ月にして働くことメインで考えていました。
オーストラリアの時給が他国に比べて高いので、その点もオーストラリア渡航を決定した理由ですね。
過去に留学してたアメリカよりオーストラリアは治安が良さそうだし、アメリカに半年留学していた時は、絶対一人で外は出歩けなかったですがオーストラリア(メルボルン)は夜でも一人でも出歩けるし安全でした。土日酔っ払っている人はいてうるさいけど、そんなのは日本と変わらないかな、と思います。
吉松由加さん(答..寒いのは嫌い!!オーストラリアのライフスタイルが好きだから)
最初留学&ワーホリ渡航を考えていた時、カナダ英語の発音が綺麗ということを聞いて、数ある留学先の中からとカナダを選択していました!友だちに聞いたり、留学エージェントの説明会に参加したりしている中でオーストラリアへの渡航が少し気になり始めました。いろんな学校をみたり、オーストラリアのライフスタイル、特にオーストラリアの気候は他国と比べて温暖で過ごしやすくて留学先としては私に合ってるんじゃないか?と思い始めました。
カナダって冬がマイナス何十度になるのでそんな極寒の国に留学するのも気が引けたし、温暖でビーチが近いような場所、ハワイみたいな環境で留学できたらなとイメージしていたので、最終的にはオーストラリアにワーキングホリデーで渡航することに決めました!
実際にオーストラリアでワーキングホリデーをされた方からは、オーストラリアの治安の良さや安全面、気候やライフスタイルが良い、生活面での挑戦や英語に関する挑戦などの意見が多い結果になりました。
などの意見が多く、「安全で安心できる環境である」「過ごしやすい気候で温暖」という意見はほとんど全ての方がオーストラリアのメリットと思っているポイントでした。
他にも、オーストラリア滞在中に色んな事に挑戦したいといったご意見も多いです。他国のワーホリと比較してもオーストラリアには多くのメリットがあることを改めて確認しました。
ワーホリで渡航を決めた後、真っ先に直面する滞在都市選び。
シドニーやメルボルン等の都市も魅力的ですが、パースやゴールドコースト、ケアンズ等のリゾート都市も夢に見ていた理想の海外生活が送れそうで諦めきれない。といったようにオーストラリアのどの都市で海外生活をスタートするか?は重要なポイントになります。
語学学校はケアンズに代表されるようなリゾート都市で4ヶ月語学留学し、卒業後はシドニーやメルボルン等の都市部に移動してバリバリ仕事しながら英語を勉強する!というように、都市移動をされる方も数多くいらっしゃいます。
例えば、Lexis English(レクシス・イングリッシュ) という語学学校を例としてピックアップしましょう。レクシス・イングリッシュのキャンパスはパース、ブリスベン、ヌーサ、バイロンベイ、サンシャインコースト、シドニーと複数都市にあり、留学期間中に別の都市のキャンパスに移動する事も可能です。
上記の様に他都市に移動・転校しながら留学する事もできますので、都市を移動しながら留学したいという方は、留学のプランニングの際にご相談ください。もちろん、移動するたびに移動費や滞在費がかかりますので、留学予算との兼ね合いもございます。
ワーキングホリデーで留学する方は、オーストラリア到着後は英語力を磨くために語学学校に1ヶ月から最長4ヶ月まで語学学校で就学し、英語を身につけた上でオーストラリアで挑戦したい事に向かってステップアップされます。
例えば、
やはり、1年間のオーストラリア生活を豊かにする為には中級以上の英語レベルでコミュニケーションが取れるように語学学校へ通われる方が多いです。他にも学生ビザでの中長期の語学留学で英語力を磨いた後にワーキングホリデーを始められる方もいらっしゃいます。
オーストラリアのワーキングホリデービザ制度で更に魅力的なポイントが「セカンドワーキングホリデービザ制度(通称:セカンドビザ)」です。
更にもう1年ワーキングホリデービザでオーストラリア滞在を延長できる制度であり、合計2年間のオーストラリア滞在が可能になります。
KETA YUJIさん(シドニー滞在)
長期留学を希望していましたが、予算の関係でワーキングホリデービザでシドニーに渡航しました。語学学校には3ヶ月通い、学校の仲間や友達とワーホリ生活をエンジョイしています。ワーホリビザでは最長4ヶ月まで語学学校で留学できるので、英語習得と働きながらスピーキングやリスニング能力が鍛えられる点は実践的でいいと思います。
KASAHARA YUKIさん(ゴールドコースト滞在)
イタリア人の彼氏との遠距離恋愛を経て、オーストラリアでワーホリビザを取得し夢だった同棲をスタート。温暖な気候で治安も良いオーストラリアのゴールドコーストを滞在先に選び、働きながら英語を勉強して、夢の海外生活をパートナーと満喫中。
ワーキングホリデービザ制度、ワーホリでのオーストラリア生活のイメージはつかめましたでしょうか?
オーストラリアの都市選定、語学学校の選定に移っていける場合は次の記事【選定】オーストラリア都市・語学学校の選定についてをご覧ください。
もしワーホリではなく長期(4ヶ月以上)の語学留学にご興味がある方は、「学生ビザ」で留学、進学する方向けの【留学&進学】オーストラリア留学・進学についてに戻って詳細をご確認ください。